真冬の桜Ⅴ

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忘れられないのページ1

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pink side

ラ｢あはっ笑
阿部ちゃん楽しんでる笑｣

｢ほんとだね笑｣

特に何も無く
普通に楽しく、過ごしてた俺ら

どこに行くか、どこに泊まるか

それを1番に率先してやってくれてたのは阿部ちゃんで、そんな彼が楽しそうにしていることが

俺はめちゃくちゃ嬉しかった

俺の車椅子を押してくれてるラウールにも
それが伝わってたみたい笑

だって両手いっぱいに
ノルウェーのお土産を抱えてるんだもん

照｢阿部～ご飯の時間遅れるから～｣

阿｢ごめん！ちょっとだけ待って、！｣

これは翔くんに、これは如恵留でしょ～
なんてブツブツ言いながら

お待たせって戻ってきた阿部ちゃんは
2袋も手に持って帰ってきた

皆やいやい言ってるけど

夜ご飯を食べるお店に着けば
美味しい料理に圧倒されてて

翔｢うわっ！！！｣

康｢うんま～！！！！！｣

深｢阿部ちゃん、天才！！｣

出てきたご飯を食べた瞬間、このお店を予約してた阿部ちゃんを大絶賛

阿｢さっきまで遅いとか怒ってたくせに｣

｢単純だな～笑｣

目｢佐久間くん、美味しいから食べてみて｣

｢うん！｣

そのご飯は本当に美味しかった
みんなで食べるご飯は、とっても