検索窓
今日:17 hit、昨日:19 hit、合計:22,829 hit

お仕事 ページ15

兄者さんのお部屋を後にし朝ご飯の片付けをする。

するとおついちさんがキッチンの方をひょこっと覗いてきた。

お「Aちゃーん。ちょっと頼み事いい?」

「なんでしょうか?」

お「急にごめんね。あのさ、後でお部屋にコーヒー持ってきてもらってもいいかな?」

「わかりました、持っていきますね。」

お「助かるよ、ありがとね」

そう言うとおついちさんは自分の部屋に戻っていった。

コーヒー作らないと…早く片付けしちゃお。

私は早めに茶碗洗いを済ませた。

━━━━━━━━━━━━━━━

コーヒーをいれおついちさんのお部屋へ向かう。

ここだった、かなー…。

未だに家の内装が頭に入ってない。

とりあえずノックしてみよ…。

「すみませーん、コーヒーお持ちしましたー」

お「あっ、Aちゃん、ごめんねー中入っていいよー」

どうやら合ってたみたい。よかった。

「…失礼します。わぁ、すごい。」

そこには大きな画面のパソコンが3台。

あと私はよく分からない精密機械ばかりが置いてあった。

お「ごめんねぇ。汚いでしょ笑」

おついちさんは恥ずかしそうに笑った。

「いえ、そんなことないです。綺麗に整理されてますよ。」

お「ほんと?笑仕事柄さ、ずっと忙しくて片付けとか出来ないんだよねぇ笑」


そうだよね。本当にゲーム実況って大変なんだ。

「今何をしてたんですか?」

お「編集中。Aちゃんもやってみる?笑」

「私はそんなこと…!できません…」

お「あははっ、冗談だよ笑」

そういうおついちさんの顔を見ると目の下にクマが出来ていた。

本当に大変なんだ…。

「…私も協力できることがあれば…します…。」

おついちさんはすごく驚いた表情をしたがすぐに口角が緩んだ。

お「…ふふっ、Aちゃん優しいね。寝てないのバレた?」

おついちさんは目元を押えた。

「…編集とか上手く出来ないかも知れないけど…ゲームのお買い物とか…出来ることはします…」

お「…ありがとね。…じゃぁ今お願いしようかな。コーヒーここに置いて。」

机の上を指差すおついちさん。

指示通りそこにコーヒーを置いた。

「…置きました…って…!お、おついち…さん…?!」

おついちさんは私をぎゅっと抱きしめていた。

何が起こったか分からず立ち尽くしていた。

「あのっ…おついち…さ…」

お「しーっ。Aちゃん、ごめん。なんも言わないで。少し充電…」

さらに力が篭もる。

私はそれに応えることしか出来なかった。

秘密→←謝罪



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.7/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
設定タグ:2BRO. , 弟者兄者 , おついち
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あるぴす(プロフ) - 沙月さん» コメントありがとうございます!頑張りますので気長に待っていてくれたら嬉しいです.....!! (2020年1月29日 2時) (レス) id: 98f516480d (このIDを非表示/違反報告)
沙月 - 更新はゆっくりでいいの頑張ってください! (2020年1月28日 18時) (レス) id: d4566012e9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あるぴす | 作成日時:2020年1月27日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。