【HQ】狂 愛 物 語【短編集】

宮治【神格型ヤンデレ】 ページ31

「いいいいいいえ、な、ななんでも！」


「なんかいつにも増して噛むね。」


「っあ、ごめん、なさい！」



いやなんで謝るの、と笑って言う先輩。っえ、嫌われてないよな‥‥‥？


先輩に嫌われたら俺生きていけんから。



「せせ、先輩、嫌わないでください！」


「え、話ぶっ飛んでるね。嫌ってないから安心して、ほら、目立つし涙吹いたら？」


「え、ちょ、あ、ありがとうございます！」



いつも間に涙が出てきたんからは知らんけど、どうやら俺は知らず知らずのうちに泣いていたらしく、先輩が薄いピンク色のハンカチを差し出してきた。


はぁぁぁっ、可愛くて美してく優しいとか最高やん‥‥！さすが俺の女神様や‥‥！



「治もいつも頑張ってるねぇ。」


「はうぁっ。」


「えっ。」



にこり、と先輩が俺を見て笑顔をうかべた。あまりにも尊すぎて思わず奇声が漏れる。


A先輩の言うことは絶対正しいから、俺はいつも頑張ってるんやな、なんて思う。



「治の片割れ大変でしょー、よくバレー部の人たちから聞いてるよー。」


「ぁ、え、ま、まぁそうです‥‥‥。」


「ていうかずっと気になってたんだけどなんで私の事先輩なんて言うの？同い年じゃん。」


「え、あ、とと、特に深い理由はななな、無いです‥‥。」



先輩は俺の女神様やし、なんならA様でもええんや。でも、さすがにそれはA先輩が恥ずかしいかな、と思ってやめとる。


A先輩にタメで話すとかは烏滸がましすぎて無理や。Aさんは俺の人生の先輩やから。



「＿＿まぁ、治も色々頑張れ〜。」



そう言ってA先輩は2年の自分の教室の方へ歩いていった。


先輩に応援なんかされたら、軽くいつもの5倍は頑張れる。



＿＿＿＿＿＿俺は、A先輩のためならなんだってできるから＿＿＿＿。



ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


関西弁って難しいですね( ˙-˙ )


でも関西弁可愛い。関西弁の女子アイドルとか絶対可愛いんだろうなぁ。

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