百三話 ページ7
〜ＮＯ〜
一方。
＿＿＿＿＿ドンッ！！
…………終わりに近づく関東事変の中、発砲音と共に倒れたのはイザナだった。
シーン、と水を打ったように静まりかえる横浜第七埠頭。
「救急車を呼べ！！」
「総長が撃たれた……？」
事実に気が付き、騒がしくなり始める辺りと、床に寝転がって血の海を作るイザナ。
「……っえ、なんかタイミング悪くない……？」
大混乱の最中、軽やかに響いた女の声にばっ、とその場にいた全員が目をギラつかせた。警察だと思ったようだった。
……しかし、その思惑は大いに外れた。
「……イザナ！？」
「……A。」
女……もとい、�麈掬�Aはイザナを中心として広がっていく血を見て顔を歪ませた。やがて、その表情は憂いへと変わっていく。
Aを知る何名かが、場に似合わない可憐な彼女の姿を見て目を疑った。
確かに元々、彼女は神出鬼没ではあるが、そもそも関東事変の存在すら知らないはずなのに。
「マイキーくん……。」
「多分お前の思ってる通りだ、タケミっち。」
＿＿＿＿＿誰かが、彼女をここに呼んだ。
「喋らないで、血が余計止まらなくなるから。」
そんな好奇の視線には目もくれず、Aは急いでイザナと鶴蝶の元に駆け寄った。そして、誰かが動く間も与えずに込められるだけの呪力を込めて、反転術式を使う。
”呪術師が一般人の前で呪術を使う”
その事実を大きくしたくないAは二人の命だけは助けようと、高専連絡用の携帯に手をかけた。
が、そんなに彼女の考えとは裏腹に、誰かが思い出したように叫んだ。
ピタリと不自然にせき止められた血の流れ。
いるべきじゃない人物の、違和感しかない言動。
この二つは、彼女の正体を突き止めるには充分だった。
「あの女……見覚えがあるぞ……！」
「血のハロウィンの時の……。」
＿＿＿＿＿＿呪術師だ！
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カオスぅ〜 - wwwカオスこえてコスモは本当にウケるwwwクロスオーバーだけどちゃんと話し繋がってて凄かったです！ (1月9日 18時) (
レス) @page41 id: e51a54572c (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - 胡蝶 恵@副垢さん» コメントありがとうございます！短編集作りましたので、お暇があれば見てみてくださいね！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - いゆさん» コメントありがとうございます！短編集作ったので見てみてください！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - ふらんそわ。さん» コメントありがとうございます！ですよね、食べたいですよね！！三つ編み！！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - uratanuki1010さん» コメントありがとうございます！短編集作ったので見てみてください！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キャンパスロング | 作成日時：2022年1月4日 15時
