【鬼滅の刃】奥様、今日も素敵です！

堕姫、怒ると怖いらしい ページ10

〜ＮＯ〜




そこには、普段の顔から想像出来な、、、、、、いや、出来るか。



取り敢えず、普段見ないような顔の上弦の陸の片割れ、堕姫が彼らの後ろに背後霊の様に、張り付いていたのだ。





「どっ、どうしたのさ、堕姫殿。は、話なら聞く、、、、、、」





聞くよ、と言いかけた童磨の口を、堕姫は自身の顔だけで黙らせる。



女は怖い。美人だと尚更怖い。



余計な事を言うな、と言うように横目で睨んでくる猗窩座と黒死牟。



、、、、、、ただし黒死牟は目が六つもあるため、別の意味でも、怖さが倍増している。





「oh、、、、、、、、、、、、」





しかし、そんな死亡フラグ何本も立っちゃってそうな、、、、、、ていうか死亡フラグを立て、自分の馬鹿度を披露する童磨。




だが、彼は堕姫殿だって勿論美人だから怒ると怖いな〜。ん？待て、ということはA様はもっと美人な方だから怒るともっと怖いのか！？




いや、でもA様の怒った顔も見てみたい、、、、、、。




などという割と変態じみた考えを、脳内に巡らせていた。





「アンタらね、アタシのA様に馴れ馴れしく触れやがってね、、、、、、。」



「いや、触れてたのは湯呑みを渡した黒死牟殿だけ、、、、、、。あ、すみません黙ります。」






眼力が凄い。圧力が凄い。




ただでさえ猗窩座と目が六つの黒死牟で視線が痛い上に、さらにそこに女である堕姫の視線が突き刺さり、童磨は心にダメージを受けた。

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