【鬼滅の刃】奥様、今日も素敵です！

上弦、奥様について語るらしい ページ11

〜ＮＯ〜






まるで、我らの敵鬼殺隊の蛇柱、伊黒小芭内の様にネチネチと文句を言う堕姫。




そんな空気に耐えかねたのか、童磨は近くにいた玉壺、半天狗に助けを求める。




しかし、玉壺は芸術が何とか何とかと訳の分からないことを語り、半天狗はただただ恐ろしい、と声をあげるだけで、全く何の役にも立たなかった。






「ね、ねぇ、堕姫殿！お、奥様について語ってよ！」



「ハァ！？」






突然、何を思ったのか童磨はとんでもないことをお怒り中の堕姫に言う。






「後、後でさ、俺が奥様にその事を伝えて、堕姫殿の所に行くように、勧めるからさっ！」



「そうねぇ、悪い話じゃ無さそう。」






なんでかは知らないが、上記の少し馬鹿らしい会話で堕姫の怒りは収まった。




今回ばかりはナイスとしか言い様のない、童磨の行動に成長したな、と言わんばかりの眼差しの黒死牟、行動次第は良かったものの、その前後が余りにも馬鹿らしいと、眉を顰める猗窩座。




そんな二鬼を無視し堕姫は口を開いた。






「アタシはねぇ、A様は取り敢えず美人だと思うのよ。」



「それはさっき俺らも話してたよ。」



「童磨、お前もう黙れ。」






堕姫の話に口を突っ込んだ童磨を、猗窩座は頭を握り潰すという暴力(？)で黙らせる。

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