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ぴったりとした黒いスキニーに包まれた細長い脚、ほっそりとしたくびれと豊満な胸元を強調させたハイネックのニット。
爪楊枝が乗りそうなほど長い睫毛と輝かんばかりに大きな碧眼、真っ白な肌によく映えるルージュが色っぽい。
「めっちゃ美人…。」
千葉から漏れたその声に、その場にいた誰もが共感した。
呪術師なんぞいうから、てっきり宗教のような怪しい雰囲気の女が訪ねてくると思っていたが、目の前の彼女はそのイメージとはかけはなれた華やかな美貌だった。
「初めまして、呪術高等専門学校 提携管理局警察課、管理官の彗華Aと申します。」
よろしくお願いします、と整った所作でお辞儀をしたA。
「私は捜査一課強行犯捜査三係の目暮といいます。」
左から白鳥、佐藤、高木、千葉です、と手短に紹介し、目暮は申し訳なさそうに話を切り出した。
「すみません、本当はもう二人ほどいるんですが、諸事情で遅れてきます。」
「いえいえ、お気になさらず。」
これからは今後の方針をきめる会議の予定があり、Aは勧められた席に着くと、それよりも、と話し始めた。
「強行犯係さんと提携するなんてびっくりです。てっきり他の部署かと思ってました。」
「えぇ、それに関しては庁内でも議論を呼びまして。」
「特殊犯捜査や殺人犯捜査の部署とも話し合った結果、我々が担当することになりました。」
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スコッチ大好き - 更新待ってます。続きが気になります (2月12日 16時) (レス) id: b5263111cf (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - しつこいですが更新待ってます〜頑張ってください! (2022年10月29日 12時) (レス) @page16 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - こんばんは!!更新待ってます!!応援してます (2022年10月16日 20時) (レス) @page16 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キャンパスロング | 作成日時:2022年9月23日 14時