どきどき ページ24
「Aちゃんさ、そろそろ森さんのTwitterのアカウント作れば？」
ハウスで動画の編集をしている最中、自分の動画の編集をしているキヨくんが言った。
『確かに！そこそこ認知度上がってきたし、作ろうかな！！』
動画に出る回数も多くなってきてるし、「森さんのファンです！」と言ってくれる子もいるし、この機会にアカウントを作る事にした。
思い立ったが吉日。という事で、編集作業を一旦止めてスマホを取り出した。
森さん @omaturisawagi_00
最俺実写動画の編集担当です わさび買い忘れた
アイコンは仮面を付けて、グレーのパーカーを着ている自分の写真。フードも深く被ってて「森さん感」があって気に入っている。
ヘッダーは色々悩んだ挙句、最俺4人の写真にした。
よし、これで登録完了！！！
『キヨくーーん！！！登録出来た！』
立ち上がったキヨくんが私の目線に合うようにしゃがみ込んだ。
「怪しい男からメッセージ来ても絶対反応すんなよ。あと、俺に報告してね」
『え、なにその彼氏みたいな、、、』
「いや、、心配だから、、、」
ボソボソ言いながら俯いたかと思うとキヨくんは勢いよく立ち上がり「コンビニ行ってくる」と部屋から出ていってしまった。
・
・
キ「もしもしフジ？俺やらかした」
フ「どうしたの！？」
キ「Aちゃんに彼氏面しちゃった……引かれたかもしれない………」
コンビニに行く、というのは嘘で、外に出てフジに電話をかけた。Aちゃんが好きだなんてフジにしか言ってないし、今頼れるのはこいつだけだった。
事情を説明すると、大声で笑うフジ。
キ「もしかして俺終わった？？？」
フ「いやいや、全然大丈夫でしょ！考えすぎだって！！！」
フジの言葉に少しだけ不安感が薄れた気がした。
フ「ていうかさ、Aちゃんにちゃんと告白したら？前は勢いというかその場の流れで言っちゃったみたいだし……」
キ「言えるか！！！！てかお前その事覚えてたのかよ！」
前に、勢いではあったけども「俺ら付き合う？」なんて口走った事があった。その時、「忘れて」なんて言ってしまった。思えば、あの時からAちゃんを意識するようになったのかもしれない。
フ「まぁでも、その時がきたらちゃんと言いなよ。」
キ「おう、話聞いてくれてありがとうな」
そう言って電話を切った。なんだか少しスッキリした。コンビニでお菓子でも買ってハウスに戻ろう。
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こっぺ(プロフ) - 湊さん» コメントありがとうございます！もっとぶっ飛んだ森さんをこれからも楽しみにしてください！笑ありがとうございます頑張ります！！！ (2021年4月15日 13時) (
レス) id: 333d27e79f (このIDを非表示/違反報告)
湊 - 森さんめっちゃ面白い！！好きだわ.....これからも、応援してます！ (2021年4月14日 20時) (レス) id: cf9f44b425 (このIDを非表示/違反報告)
こっぺ(プロフ) - きゅうりさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんで読んでいただけると嬉しいです！！！ (2021年1月13日 14時) (レス) id: 333d27e79f (このIDを非表示/違反報告)
きゅうり - めっちゃ面白かったですwwwwwツボるwww (2021年1月7日 23時) (レス) id: 6118eb0aad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっぺ | 作成日時：2020年11月11日 12時
