【実ｼ兄者】キミに恋していいですか？【uszw】

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「相談ってうっしーの事でしょ」


開口一番、ニヤニヤしながら言ってくるキヨくん


「あーちゃん言ったの！？」「好きとは言ってないよ！？」
「俺が察しただけ」


相変わらずニヤニヤしたままのキヨくん。察しが良すぎるよ……



「ねぇキヨ、夏休みにみんなで遊びたいと思うんだけど、牛沢くん達に言ってくれない？」
「了解。レトさんとフジにもAがうっしーの事好きって話していいの？」
「まぁ…牛沢くんに伝わらなければいいけど…」


渋々了承すると「じゃ、決まったら言うわ」と言って走っていくキヨくん


「楽しみだねぇ♡」「うん…」


遊べるとはいえ、やっぱりそこでもっと仲良くなれる自信は無いなぁ…


「大丈夫だって！何かあってもウチらが着いてるから！」





・




その日の夜。お風呂上がりにスマホを構っていると通知が鳴った
【遊園地】と書かれたライングループからの招待だった


すぐにグループに入るとキヨくんから連絡が来る


キヨ夏休み空いてる日にこのメンツで遊園地行かね?
あーちゃんいいねー!賛成!

フジ楽しそう!
レトルト賛成!

次々なる通知に急いで私も

Aいいね!

と送った


牛沢くんからの通知が来ないまま日程が決まっていく



牛沢わり、バイト中で見てなかった
遊園地楽しそうじゃん

牛沢くんからの通知に思わずドキドキする

キヨじゃ、駅待ち合わせなー!遅れんなよ!


キヨくんのメッセージにスタンプを送り、会話は終わった








もう一度写真撮りたいな、学校よりももっと沢山お話したいな、牛沢くんはどんな格好が好きかな。
沢山出てきた考えにドキドキしながら眠りについた

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