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文化祭当日

店番はあーちゃんとフジくん。そして………



「店番一緒じゃん。頑張ろうぜ」
「うん、!」


牛沢くんとも一緒になった


決まった時間まで精一杯自分たちの役割を果たし、すぐに交代の時間になった


「あーちゃん、お店回りにいこ?」
「ごめんA!彼氏のバンドの手伝いするから行かなきゃ!フジくん行こう!」
「うん!うっしーとAちゃんも見に来てね!体育館!!」


バタバタと急いで走っていく2人
2人きり置いていかれた私たちは呆然としていた



「…フジ達のバンド見に行くまで時間ある?他に回る人いないなら一緒に回らねぇ?」
「…!!うん、一緒に回ろ」


牛沢くんと回れるだなんて思っていなかったから途端に顔が熱くなる。顔、赤くなってないかな……





「3年のこのクラス行かねぇ?」
「たい焼き屋さんかー。いいね!」


なんだか可愛らしいチョイス。混雑している校内は二人でいてもあまり目立たないみたいで少し安心した




「あんことクリーム1つずつお願いします」

注文してくれた牛沢くんにたい焼きと引き換えにお金を渡すと「いーの。一緒に回ってくれたお礼に俺の奢り」と笑顔で言われてしまった
ぐぬぬ、その笑顔はかっこいいからやめて!だなんて言えず「ありがとう」と素直にご馳走になることにした





「あれ?うっしー来てくれたの?」
「ガッチさんが来いって言ったんじゃん」

パッと顔を上げると男の先輩が。どうやらこのクラスの人みたいだけど、牛沢くんって先輩とも交流があるのか、と関心してしまった


「うっしーその子……あ〜そういう事ね。ごゆっくり〜」
「ちょっ、ガッチさん!!!」


「キヨ達によろしくね」だなんて私に言って店番に戻るガッチさん
もしかして私達勘違いされてる???
嬉しいけど、牛沢くんに申し訳ないなぁ……


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設定タグ:牛沢 , キヨ , フジ、レトルト   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:こっぺ | 作成日時:2022年10月4日 14時

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