検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:6,152 hit

8 ページ9

牛沢side

待ちに待った夏休み。そして今日はBBQの日。


「確かここに…あった!」


家の裏の小さな倉庫を開けると中にはBBQセットが入っていた。グリルや折りたたみの椅子なんかを4人で運び出す。


「Aさん、俺持つよ。重いでしょ」
「牛沢くんありがとう!助かるよ!」


野郎4人も居れば準備はあっという間で。さっそく切っておいた野菜や肉を並べてBBQを始めた。






「ふぅ〜もう腹いっぱい…」
「俺ももう無理、、」


多めに用意した食材を全て食べきった俺たち。Aさんは「成長期の食欲恐るべし…」だなんて呟いていた。


手分けして片付けをする事になり、俺とAさんは家の中で洗い物をする係になった。


「やっぱり男の子はよく食べるんだねー。普段の料理は足りてる?もっと多く作った方がいいかな?」
「あーいや、いつも作ってもらってる量で足りてるよ。美味いし量も完璧」
「ほんと?次は作り置きも作っとくし足りなかったら食べてね?」
「ありがと。楽しみだわ」


そんな他愛もない会話なのに、初めて2人きりで話すことになんとなく緊張してしまう俺。
俺がした洗い物の水気をタオルで拭き取るAさんの細い腕や小さな手につい目がいってしまう。いやいや、目を見て話せよ俺!!!






「Aー!外の片付け終わったー!!」

キヨの声で2人きりの空間がぷつん、と切れたように感じてなんだかモヤモヤしてしまう。














ん??モヤモヤ????

9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
79人がお気に入り
設定タグ:TOP4 , 牛沢 , キヨ、レトルト、ガッチマン   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こっぺ | 作成日時:2023年6月25日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。