誰かこいつを止めてくれ【梅原裕一郎】

＊7 お泊まり 後編 ページ9

『あー面白かったww』




西「だってwww

梅ちゃん気づいたら落ちてるんだもんww」







『www


じゃあ、たろりありがとねーwww』



西「はーいww


また誘ってーww」




ﾃｨﾛﾘ




宏太朗との通話は3時間に及んで、


今はもう12時半




裕一郎も半分寝てるじゃん





『裕一郎、流石にここで寝るのは風邪ひくからさ

自分のお布団で寝なって』




梅「ん…」





『私が言うのもなんだけど、


裕一郎も世話が焼けるなぁ…』






無理矢理体を起こさせて



前回遊びに来た時の記憶を頼りに部屋を見つける





『入るよ？？』



梅「ん〜…」




ばふっとベッドに勢い良く裕一郎が倒れ込む




『ちゃんと布団かけろって…



うわっ…！！』






梅「ん〜…」





『裕一郎？？



私これで明日ド変態女とか言われたらどうすればいいの？？これ




あの、私はあっちのソファで寝るから…』





梅「どこ、行くの…



駄目、ここ…」




ベッドに引きずり込まれると、

裕一郎に抱き枕の様に抱き寄せられる形になる






『いや、そうじゃないしっ…！』





昔とは大違いで


身体は鍛えられてるし、腕も動かないし







いやいや、相手は裕一郎だし。





裕一郎相手になんでこんな顔が熱くなってるの？！







『マジで明日変な事言わないでよね…？』

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