誰かこいつを止めてくれ【梅原裕一郎】

＊14 癒し ページ16

今日午後にはとあるスタジオでアフレコ。




早めに着いちゃったから、

お昼食べてないし買いに行こうかなぁ…





現場にいたのは




『壮馬くーん！！

はぁ、可愛い…』






斉「凛花ちゃん

俺そんな可愛くないってw」






『そういう所が可愛いんだよ…』




私より僅かにだけど壮馬くんは身長が高いけど

体格？骨格が華奢だから女の子みたいで





斉「ね〜w


そんな抱きつかないでーw




俺だって男なんだけど〜w」





『性別 壮馬じゃないの？』





斉「新しい性別つくらないでw


他の男の人にもこんなことしてるの？」





『んー、抱きついたりとかは壮馬くんしか無いかな


可愛いし』





斉「そっかw


パーソナルスペースって知ってるよね。

こんな感じの距離感の人、他にもいるかな〜って




例えば、梅ちゃん…とか」





『そこでどうして裕一郎が出てくるの？



そんなに距離感凄かった？！


違う！私は壮馬だけだから！
浮気じゃないから？！』






梅「俺の事を勝手に浮気相手にするな」





頭をがしっと掴まれる




『この手の感じは裕一郎！』






梅「後ろ向かずに手の感じで人を判別するのかよ」






斉「(嬉しそうオーラ全開だけど…



満更でも無さそう)



もうプロじゃんw」







『裕一郎の匂いも覚えてるので多分追跡できます』






梅「こっっっわ犬かよ」






『犬扱いされてるの？私人権ないの？』






斉「あはは、そう言えば今日2人ラジオだったよね。」






『うん、そうだけど。


それがどうしたの？』






斉「あ…ごめん、やっぱりなんでもない」





梅「そこまで言われたら気になる」







斉「夜になれば分かるよw


2人とも、お昼は？」







梅「まだだったと思う」






『思う…？w


私もまだだね』






斉「だったらさ！まだ時間はあるしお昼ご飯行かない？」







『え、行く。(即答)



裕一郎は？』






梅「こいつと2人で行動するのは危険だと思うからな。


俺も行くわ」






『壮馬くんそんな危険な子じゃない！！！！』

梅「いやお前だよ」






『刺すよ？』





梅「許せ」




『許す』





斉「もーw何やってるのーw



なんか食べたいものある？」






梅「『無い』」






斉「(そうだこの人達、食にこだわりが無い人だった…)」

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