誰かこいつを止めてくれ【梅原裕一郎】

＊9 困惑 ページ11

西山side




江「宏太朗、スマホなってるよ」





西「さっきからなってるの江口さんかと思ってました」





江「だって俺、着信音は凛花の録音しといた鼻歌にしてるし」





西「普通に引きました



あ、梅ちゃんだ。


ちょっと出てきますね。」









西「もしもーし？



梅ちゃん今日オフって言ってなかったっけ〜？」







梅「いや、セーフかアウトの判断をお前に任せるべきか」







西「うんちょっと何が言いたいのか俺にはわかんないんだけど。」






梅「朝起きたらベッドに凛花がいた」






西「なるほど？それはアウトなやつだよ？」





梅「まぁ待てよ、ただし何も無しではしねぇよなって話にあいつと至った訳だ。」






西「いや待って梅ちゃんならありうるよ？？」






梅「昨日寝る前に通話してたのがお前だって凛花が言ってたから」






西「あーでも途中から梅ちゃん半寝落ちしてたよ。

寝ぼけてた可能性も捨てきれないね。




ってか凛花ちゃんいる？」






梅「家に服取りに行った。



1週間は水が出ねぇんだってさ」






西「1週間凛花ちゃんといる訳ね分かった。


今日訪問しに行きます」





梅「無理だ邪魔だし」





西「辛辣っ？！」




梅「あ、凛花帰ってきたから切るわ」




ﾌﾞﾂｯ




勝手すぎない？？




いや梅ちゃん？？

凛花ちゃんに手を出したら


自称 汐田凛花セコムの江口さんが黙ってないよ？








西「江口さぁぁぁん！！！」





江「どうした」




西「今日、梅ちゃん宅突撃しません？？」




江「えーやだよ」



西「凛花ちゃんいますよ」



江「行くわ


つか何しに」





西「梅ちゃんが凛花ちゃんと(自主規制)した説が浮上しました」





江「なるほどあいつ絶対絞める。処すぞ。」




西「御意。」




〜〜〜〜〜


江「西山副特攻隊長。


ブツは持ったか。」





近くのコンビニで事情を吐かせる用のお酒とおつまみがぎっしり入った袋。




西「持ちました！！


アサヒスーパードライ、麒麟一番搾り、プレモル、氷結


貝ひも、スルメ、からあげクン」





江「行くぞ(イケボ)」




西「イエッサー」





〜〜〜〜


梅「えぇ…マジで来たの…？」




玄関で梅ちゃんからのお出迎え




江「事情は聞いたんで処しに来ました。

梅原処し隊特攻隊長 江口拓也です。」




西「同じく梅原処し隊副特攻隊長


西山宏太朗です。」

＊10 梅原処し隊→←＊8 事後？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す