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seungmin side
ひと息つこうとカフェオレを口にした時、ふと視界に入ったものに思わず噎せて胸を叩く
「ちょっと、大丈夫？」
はい、と差し出されたティッシュを手に取り口元を抑え
若干乱れた呼吸を整える
こうなった訳は、いつもの大学のカフェテリアでAと横並びに座りレポート課題に取り組んでる最中
度々光るAのスマホ画面の通知が気になってチラッと目を向けたら
"ファン・ヒョンジン" の名前が表示されていたからだ
SM「...A、最近新しい友達でもできた？」
「なんで？」
SM「珍しくよく通知鳴ってるから」
どう答えるのか探りを入れながら聞いてみると
Aはスマホの通知画面を確認し、溜息をつく
「ごめん、気が散るよね...無視していいよ」
返信することなくそのままスマホの通知をオフにして電源を切ろうとした瞬間
僕たちの間を割るかのように後ろから伸びてきた手に奪われたAのスマホ
HJ「やー、無視は酷いでしょ」
思わぬ登場に頭を抱えるA
そして、驚きを隠せない僕にヒョンジンは目を合わせて
HJ「ねぇ、そう思わない？スンミナ」
その言葉にAはパッと顔を上げる
「なに、貴方たち知り合いだったの？」
それに対しヒョンジンは、してやったり顔を見せる
あぁ、もう...
油断も隙もない
こいつには全てお見通しだ
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作者名：autumn. | 作成日時：2024年2月8日 2時
