Lean on Me (ページ5)

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you side

隣にファン・ヒョンジンが座っている

それだけでこんなにも違和感が凄いなんて

普段感じられない周りからの視線がこれでもかと言うくらい刺さってくる

何故私の名前を知っているのか、急に話しかけてきたのか
気になることは沢山あるが

なるべく隣を気にしないようにし、取り組んでいた作業を終えた瞬間荷物をまとめて席を立とうとしたら

HJ「え、ちょっと」

手首を取られ引き留められる

「え？」

HJ「え、何で行っちゃうの？」

「すること終わったから」

HJ「全然会話してないのに...？」

「話しかけてこないし...」

そうきたか、と言いたげな表情で私を見たあと少々考え込む目の前の彼

HJ「ま、いいや。連絡先交換しよう」

「なんで」

HJ「君が気になるから」

何かと直球に伝えてくるものだから
何も言い返せなくなってしまう

絶対に彼のペースに飲まれまい、と手のひらに差し出された彼のスマホと暫くにらめっこしていたが

HJ「諦めなよ、連絡先交換できるまで話しかけるよ？」

その言葉に反動で自分の連絡先を登録してしまう

HJ「ありがとう、連絡する」

ふっと微笑み去っていった彼を見て芽生える

完全に彼のペースに飲まれてしまったという後悔と

自分でも気付かないほどの少しのときめき

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