04 ページ4
hyunjin side
HJ「ねぇ、Aちゃんって別れたの?」
お昼を一緒に食べていたスンミンにそう聞くと、分かりやすく咳払いをし眉間に皺を寄せ
SM「なんで?」
なんて、警戒の目を俺に向けてくる
HJ「別に、なんでもない」
まだこちらを探るようにして見てくるが、こう言えばスンミンがこれ以上何も聞いてこないことを知っている
前から気になっていた"Aちゃん"
きっとスンミンが長らく片想いをしている相手
ただ、どんな人なのか気になった
付き合ってた人とも別れてフリーになったみたいだし、声かけてみるか
そんな軽い気持ちだったのに
「ファン・ヒョンジンだ...」
俺を前にした彼女の目には他の子達が向けてくるような憧れの眼差しはなく、どちらかというと少しの驚きと警戒が混ざっていた
そんなこと、だなんて思われるだろうけど
そんなことは初めてで、それに...
HJ「ううん、嬉しかったから大丈夫」
この言葉で一瞬にして動揺と戸惑いを隠せない様子に
ちょっと、いや、かなり
興味を持ってしまった
.
191人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:autumn. | 作成日時:2024年2月8日 2時