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am.7:00
『また夜更かししたんでしょ！』
ｲﾃﾞ「ま、まぁ…ね……」
濃いクマを作って眠そうにしている彼を覆っている布団を全力で剥ぎ取ろうとするが、相手は細身と言え、男である
『もう、私行くよ？』
ｲﾃﾞ「………」
『ねぇオルト、クラス違うのに朝くらい一緒に登校してくれても良いと思わない？』
ｵﾙ「僕もそう思うんだけど ごめんね姉さん。兄さんがすごく頑固で」
オルトを巻き込んで少し意地悪してみたが全く起きる気配がない
昨日は入学式で今日から新学期
早々やらかす訳にもいかず、遅刻は避けたい所
『そろそろ本当に起きないと遅刻しちゃうよ』
ｲﾃﾞ「ん"……わか…た、わかったから…」
『あ、やっと起きた。おはよう』
寝起きの少しカサついた声で返事をしながらのそのそと起き上がる
ｲﾃﾞ「うん…おはよう」
まだ頭が回ってない状態でも挨拶は毎日返してくれるから嬉しい
じゃあ外で待ってるから着替えて来てね、とイデアの部屋を後にした
私は準備万端なので寮長室をすぐ出た廊下の壁にもたれてマジカメをチェックする
皆一つ学年が上がって舞い上がっているのかマジカメの投稿がいつもより多い
昨日、入学式で魔法が使えない子がいたから その子のこともチラホラと投稿と一緒に書かれていた
ｵﾙ「おまたせ！！」
オルトがヒョイと顔を覗かせて、その後ろからよろよろとイデアが出てきた
と思うと私のタブレットを覗き込む
ｲﾃﾞ「うわ、それ悪口？マジカメにそういうのよく書き込めるよね」
『ちょっと勝手に見ないでよ』
ｲﾃﾞ「ないわ〜スレ立ててやれっての」
考え方がイグニハイド寮生そのものである
魔法が使えないのに場違い、そういう内容が多かった。ただの手違いかもしれないのに。
実は私はその子のことが気になっている
中性的な感じだった、あの子はきっと女の子
『今度会ってみようかな』
ｲﾃﾞ「えっ正気？毎回思うけどその勇気どこから湧いてくるワケ？」
『何となく心配なの、あの子が』
ｲﾃﾞ「うわA母親スキル高っ」
今日もツッコミ冴えてますね
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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脳(プロフ) - ﾓﾁﾓﾁnana.さん» コメントありがとうございます！少しずつですが更新再開しようと思うのでよろしくお願いします〜！ (2021年9月21日 0時) (
レス) id: b181aeeb71 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓﾁﾓﾁnana.(プロフ) - 面白かったです！更新待ってます´`* (2021年8月20日 23時) (レス) id: b16ecd2175 (このIDを非表示/違反報告)
脳(プロフ) - 闇猫さん» うわー！！ありがとうございます(^^) (2021年1月13日 17時) (レス) id: b181aeeb71 (このIDを非表示/違反報告)
闇猫 - 面白いです! (2020年12月18日 17時) (レス) id: 41a8401c93 (このIDを非表示/違反報告)
脳(プロフ) - れおさん» れおさんありがとうございます！そうですね…イデアの小説増えてほしいです^^;あまり速いペースでは更新できませんが温かく見守っていて頂ければと思います！ (2020年10月9日 20時) (レス) id: b181aeeb71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：脳 | 作成日時：2020年10月4日 23時
