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9.あーんってやって食べ物が落ちる確率って4割はあるでしょ ページ9

*



五条「っ、A下がれ!」



五条の声で急いでその場から離れる。



この呪霊は恐らく子供に執着している。


急いで離れないと…!




「マ、テェェェエ」



体の一部が伸びてこちらに伸びてくる。


けんた「ひっ」

逃げようとけんた君が体を動かした


A「わ、大丈夫だから!

落ち着いて、」


けんた「やだ!やだっ!!」



恐怖で言葉を聞いてくれない…!


落としそうになってバランスが思わず崩れた。



どうしよう、このままじゃ呪霊につかまる



この子だけでも守らないと、







夏油「大丈夫かい、A。」


A「夏油!ありがとう!!」



倒れそうになった体は、夏油によって支えられていた。


夏油「五条が倒してる間に、Aは逃げな。」

A「ありがとう!」


けんた君の目を手で覆って大丈夫と言い聞かせながら、

補助監督のいる車まで走った。





夏油「終わったよ。」

五条「…ガキは」


A「補助監督さんが今家に送ってるとこ。

五条、夏油、さっきはありがとね。」


五条「別に…」


ほっぽを向いてるけど、怒ってるわけではないみたいだな。


他の補助監督さんが迎えに来てくれるまで時間あるし、


A「良かったら、お菓子食べる?」


五条「は?」


あ、そうですよね。五条は食べないよねー



夏油「せっかくだし貰おうかな。」


こういう時ちゃんと気を使ってくれるから、夏油は優しいな




A「どうぞー。」


クッキーを取り出して夏油の口元に差し出す。






あ、さっきけんた君にやってたからそのままやっちゃった。



A「ご、ごめん!さっき、」

急いで手を引っ込めようとした。



その時、手の中にあったクッキーが


夏油の口の中に消えていった。





え、






夏油「ありがと。」


A「ど、ういたしまして?」



あまりに自然に笑顔でお礼を言われて


さっきのは嘘だったんじゃないかと混乱した。



いや、五条も見てたはず!


急いで五条のほうを見て聞こうとした。




A「五条、」


がぶ




視界に映ったのは




私の手を嚙んでいる五条



*

10.子供扱いは嫌だけど、子供限定のサービスは羨ましい(お子様ランチとか)→←8.子供の時は卵ボーロが好きでした



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パイオニア - しまさん» ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいです!! (3月5日 14時) (レス) id: 251441a05c (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - コメント失礼します!めちゃんこかわいくて癒されます…!夢主ちゃんが丸いってあんまり無い設定なので新鮮です!笑 更新すごく楽しみです!✨✨✨ (2月28日 22時) (レス) @page6 id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パイオニア | 作成日時:2023年12月28日 12時

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