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3.夜ご飯は一日の終わりだからしっかり食べたい ページ3

*



A「よし。」




おかずも作ったし、みそも味噌汁に入れたし。


あとは盛りつけるだけ。




五条「おい、出来たのかよ。」



A「出来たよー。」


家入「こっちで待ってるねー。」


五条「手伝わねぇのかよ。」

家入「私は疲れてんの。」



A「あはは、今よそうからちょっと待ってね。」





みんなの皿どこにあるんだろ。



棚の中を見回りながら考えていると横に大きな影が映る。



夏油「手伝おうか?」




A「あ、夏油。ありがとう。」


夏油「五条と硝子は向こうで座ってるからね。

せめて手伝おうかと思って。」


少し苦笑いしながら、キッチンに夏油が入って来た。


お皿を出してくれる姿を横目で見る。



おぉ…部屋着だ。



結構体しっかりしてるなぁ






夏油「そんなに見られると、少し照れるな。」


A「あーごめん。」



まったく感情のこもっていない声で言われると、

こっちも全然謝ってない声になってしまった。



上の戸棚から、皿を出そうとして


つま先立ちをして皿をとった。



少し横着してしまった




顔の横を通り過ぎていくお皿




なんとかお皿をつかんだ手





だんだん下がっていく視界






あ、こける









思っていた衝動は来なくて


代わりに、おなか周りにがっしりとした腕が回っていた。



A「び、っくりしたー。


ありがと、夏油。」



くるっと振り返ると、夏油が見たことない顔で固まっていた。



A「夏油?」



回された腕はパッと離された。



夏油「、いや、大丈夫かい?A。


手伝いに来てるんだから、ちゃんと頼りなよ。」


A「いけると思ってしまってね、面目ない。」




皿を置いて料理を盛り付ける間も、


なんだかぼーっとしている。



A「夏油、これ持ってって。」


夏油「あぁ、うん。分かった。」




五条「思ったよりマシな見た目してんじゃん。」


夏油「こら、悟。」


家入「A、美味しいよー。」


A「え、食べるの早っ!!

お口にあったならよかった。」





横目で見ると、夏油はいつもの顔に戻っていた。




その後の様子は変じゃなかったし


勘違いだったのかな。



*

4.アフタヌーンティーっておしゃれでいいよね→←2.食べさせてしまえば食べてくれる(真理?)



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パイオニア - しまさん» ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいです!! (3月5日 14時) (レス) id: 251441a05c (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - コメント失礼します!めちゃんこかわいくて癒されます…!夢主ちゃんが丸いってあんまり無い設定なので新鮮です!笑 更新すごく楽しみです!✨✨✨ (2月28日 22時) (レス) @page6 id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パイオニア | 作成日時:2023年12月28日 12時

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