1.お肉は無駄なんかじゃない ページ1
*
誰だって好きなはずだ。
むちむちの抱き心地の○ギボーとか
A「はぁ…」
実家にいたときはよかった。
幼い弟は最高にかわいかったし、
ペットのバズもかわいかったのに…
家入「なに、あんたまたため息ついてんの。」
A「おはよ、硝子。
ん…」
家入「はいはい。」
硝子に腕を回しても彼女の腰は細い。
A「うぅぅ、細いよ〜。」
家入「どーも。」
そう、絶賛ホームシックなのだ。
何かを抱きしめることで落ち着くことってあると思う。
でも寮暮らしの今、私の心を慰めてくれる者はいない。
「うっわ硝子にセクハラしてる。」
半べそをかいていたら小学生みたいな声がする。
見上げれば、心が躍らないモデル体型に黒いサングラス。
A「…おはよう。五条、夏油。」
夏油「こら、A。
毎朝あからさまにがっかりしたら悟がかわいそうだろう。」
五条「Aてめぇ、こんなイケメン見て何が不満なんだよ。」
全く、こういう言動のせいで余計にイケメンに見えない。
そもそも背が高すぎて顔なんてほぼ影ってるからなんもわからんし…
五条に頭をべしっとたたかれる。
なんでやねんと思っていたら、硝子に笑われた。
家入「ふっ、」
夏油「A…」
A「え、何で！？
私ちゃんと声には出してないはずなのに！」
五条「顔に思いっきり出てんだよ！
このむっつり変態！！人の体ばっか見やがって。」
A「はぁ！？むっつりじゃないし！
大体五条の体のどこ見ればいいのさ！
細すぎて体ないんじゃないの！？朝ごはん食べなよもやしっ子！」
五条「Aみてぇに無駄な肉がないだけだわ。
半分くらい硝子にやればいいんじゃねぇの！？」
A「なっ、無駄じゃないし！！
妹にも抱き心地はなまるもらった最高品質の肉なの！」
ガルルとお互い威嚇するようににらみ合う。
夏油「まぁまぁ、そのくらいでね？」
こういう時とめてくれるのはたいてい夏油だった。
A「…ありがとね、夏油。」
夏油「いや、五条も言い過ぎだからね。」
家入「確かにAは抱き心地いいよな。」
A「えへへ、照れちゃうなぁ。」
これが私の日常。
*
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パイオニア - しまさん» ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいです!! (3月5日 14時) (
レス) id: 251441a05c (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - コメント失礼します！めちゃんこかわいくて癒されます…！夢主ちゃんが丸いってあんまり無い設定なので新鮮です！笑 更新すごく楽しみです！✨✨✨ (2月28日 22時) (レス) @page6 id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パイオニア | 作成日時：2023年12月28日 12時
