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朝の木漏れ日に子鳥のさえずり。
朦朧とした頭で寝返りを打てば、視界いっぱいにイケメンの顔。
えっ、と叫びそうになったが、昨日の今日だから仕方ない。
昨日は散々嫌だと言ったのに、無理やり部屋に連れ込まれた。
その後は...恥ずかしくて言えたもんじゃない。
起きると、ｽﾞｷﾝと腰に鋭い痛みが走った。
痛くてまた布団に潜る。
私がモゾモゾしたせいか、至さんが起きた。
「んー、おはよ」
おはよう、といいつつ私に抱きついて顔をグリグリと寄せてくる。
「おはようございます。んー、くすぐったいです」
「どう？体の具合は」
「...至さんが昨日手加減してくれなかったので、腰がバキバキです」
「ははは」
「笑い事じゃないです。ってか、お腹へった...」
今何時だ？と確認したら、もう12時近いではないか
至さんはムクっと起き上がった。
「至さん...？」
「俺のせいで起きられない彼女の為に、コンビニで何か買ってくるよ」
「えっ、あの廃人ゲーマーの至さんが？私のためにコンビニ？？」
「なんか人聞き悪いな。俺だってこれぐらいしますよ。未来の嫁に」
行っきてきますと言って軽くキスされ、至さんは出ていった。
「はぁ、無理。本当に心臓持たない。あの人の彼女になったのが夢のよう...」
うー、と言いながら至さんの枕に顔を埋める。
っていうか、彼女になって分かった。
あの人はキス魔だ！！
ことある事にキスをしてくる。
いや、嬉しいんだけど...恥ずい。
ｺﾝｺﾝと音が鳴ったので、適当に「はーい、どうぞー」と返事をする。
「お、Aちゃん。初夜はどうだった？」
「しょ、初夜って！いきなり入ってきて何言うの万里！」
「はは、ピュアだなーAちゃん。その様子じゃ起きられないみたいだけどな」
「あーも、その話いい。そこにある私のスマホ取って」
「へいへい。じゃ、また何かあったら俺に相談してくれちゃっていいから」
「万里に相談したことあったっけ？」
「ないな」
「何それ」
「はー、頼ってくれってことだよ。俺、至さんの事なら何でも知ってるからな」
「万里、姑かって」
案外、悪くない朝なのかも知れないと思った
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水城 麗(プロフ) - 亜美さん» ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ＾＾ﾟ)ﾟ｡ (2018年3月8日 6時) (
レス) id: bd51aafe55 (このIDを非表示/違反報告)
水城 麗(プロフ) - 如月嶺菜さん» いえいえ！私もお気に入り追加させて頂きました！！これからも更新頑張って下さい！！ (2018年3月8日 6時) (レス) id: bd51aafe55 (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - えすりチャットから来ました〜！文才尊敬しますm(_ _)m2の方の更新頑張ってください〜！ (2018年3月8日 2時) (レス) id: 1c7e306430 (このIDを非表示/違反報告)
如月嶺菜(プロフ) - えすりチャットからきました！！おもしろかったです(*´∀｀)ドキドキでした(笑) 足下にもおよばなくてすみません！！ (2018年3月8日 0時) (レス) id: fe1d1b2304 (このIDを非表示/違反報告)
水城 麗(プロフ) - 此花桜さん» お褒めの言葉ありがとうございます！！少年陰陽師はとても好きなんです！特に太裳が好きです(*´∇｀*)更新は不定期ですが、頑張ります(‘д‘ ) (2017年10月17日 19時) (レス) id: 653960e939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水城 麗 | 作成日時：2017年8月6日 19時
