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今すぐこの場を立ち去らなきゃ、アリス様の命は危ない
今隣にいる、ゾムが
いつ魔法を打ってもおかしくない
zm「……、そうやなあ
コイツと話してるだけ時間の無駄やもんな」
と言い振り向き城へと戻るゾム
門越しにお辞儀をして、後を追う
ar「魔法を使えない一般人なんかに、ゾム様を取られる訳にはいかないの」
ar「こうなったら、使うしかないわね……あの手を」
と小さく呟いたアリスの声は
誰の耳にも届かなかった
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ci「ほんっと、めんどくさすぎん?」
とキレながら、わたしの部屋に戻る
ゾムを必死になだめたあと、厳戒態勢ということで
掃除を中断して部屋に戻ってきたのだ
かと言って仕事を止める訳にも行かないので
ゾムのみが執務室へと戻って行った
「まずいね、何か企んでる顔だった…気がする」
syp「いつになったら懲りるんすかね」
はぁ…とため息をつく2人
私も心の中で盛大なため息をついた
私がこの世界を去れば、ゾムの隣は空席となる
(まぁ、ゾム次第なんだけど…)
今私を狙っても、何にもならない
だって結局、この世界を去るんだから
(本当のことを伝えたいけれど、転生のこと知られてはならない)
「ぁぁぁ……めんどくさいね」
随分とフラットな関係になった私たち3人は、机を囲って座る
ci「紅茶でよろしいです、か」
チーノやショッピには友達が恋しくなったので、敬語をできるだけ外してもらうように頼んでいるが
未だ慣れないようで、そこが何とも微笑ましい
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暁 - アッ...イケメンダッ...あ"ッ!!!!!尊い!!!!! (9月4日 18時) (レス) @page45 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
まるもち(プロフ) - z963さん» コメントありがとうございます!続編の方もお楽しみください~! (2023年2月2日 23時) (レス) id: 24d60e6915 (このIDを非表示/違反報告)
まるもち(プロフ) - 紅華さん» ありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです~!! (2023年2月2日 23時) (レス) id: 24d60e6915 (このIDを非表示/違反報告)
z963(プロフ) - むちゃくちゃ面白かったです!お気に入りさせていただきました! (2022年12月7日 21時) (レス) @page49 id: ac97849923 (このIDを非表示/違反報告)
紅華 - 雰囲気がめっちゃ好きです!応援してます! (2022年12月2日 20時) (レス) id: 48ea772dde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まるもち | 作成日時:2022年9月11日 11時