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ci｢ゾム様は今、魔術師専門学校に行っておりますので帰ってくるまで少々お待ちください｣
｢分かりました｣
『魔術師専門学校』、きっと私にも魔法があれば行ってたんだろうな
なんて略すんだろ？高専みたく、魔専(ません)とかかな
超どうでもいいけど、気になるよね
なんて考えながら、持ってきた数少ない荷物の荷解きをする
まぁ私、この世界になんの思いやりもないから
ほとんど捨ててきたんだけど
『ドレッサーはどこに置きますか』
｢ここでいいかな、
そう言えばドレッサー持ってきたんだ？大きいのに｣
『よく覗き込んでいたので』
まぁ、顔の観察とかしてたけどね？だって、私が可愛いんだもん
｢めちゃくちゃ嬉しいよ、リリーありがとう、｣
と言い微笑むと
『、…いえ』
と照れながらも返事してくれた
可愛いな、おい！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
食堂に案内され、座る
(やべー、食事のマナーとかよく分からん)
とりあえず、隣に座ったリリーを見様見真似で静かにしておく
zm｢遅くなり、すみません｣
といい、いつの間にか隣に座った人に驚く
慌てて立ち上がり、リリーと事前に練習した挨拶をする
｢お初お目にかかります、インベルク・ラ・Aです｣
サラリとドレスの縁を持ち、お淑やかを演じる
zm｢ボンベ・ゾムです、よろしく｣
ぎこちない笑みを浮かべた彼は、｢さあ、食べましょ｣と席に着く
急いで私も席につき、グラスを合わせて乾杯をする
深い緑の目に茶髪の短い髪
長くて細い指や首筋など、所々から見える肌は白い
普段着ていないのか
私と同様、正装に慣れていないようで可愛らしい
zm｢結婚が嫌だったら、すぐに言ってください
離婚、受け入れますから｣
といい、ナイフで切った肉の切れ端を口に運ぶゾム
zm｢無理矢理だったでしょ、俺となんかと結婚したくないと思うんで｣
といい苦笑いをする彼
zm｢父親の体調が優れないみたいで、皆かなり焦っているんだと思うから
次期当主とその妻を用意することに｣
そりゃあ、愛のない結婚は出来ればしたくないところだけど
私には帰っても、あの家に居場所なんて無いから
ここで必死に生きて、どうにか前の世界に帰る方法を見つけ出すしかない
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暁 - ｱｯ...ｲｹﾒﾝﾀﾞｯ...あ"ッ！！！！！尊い！！！！！ (9月4日 18時) (
レス) @page45 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
まるもち(プロフ) - z963さん» コメントありがとうございます！続編の方もお楽しみください~！ (2023年2月2日 23時) (レス) id: 24d60e6915 (このIDを非表示/違反報告)
まるもち(プロフ) - 紅華さん» ありがとうございます！めちゃめちゃ嬉しいです~！！ (2023年2月2日 23時) (レス) id: 24d60e6915 (このIDを非表示/違反報告)
z963(プロフ) - むちゃくちゃ面白かったです！お気に入りさせていただきました！ (2022年12月7日 21時) (レス) @page49 id: ac97849923 (このIDを非表示/違反報告)
紅華 - 雰囲気がめっちゃ好きです！応援してます！ (2022年12月2日 20時) (レス) id: 48ea772dde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるもち | 作成日時：2022年9月11日 11時
