14 弾ける泡 ページ18
｢…久々にジンジャー飲んだかも｣
炭酸の泡が口の中で弾ける
独特の香りがふんわりと広がった
zm｢これおいしい、1口食べる？｣
｢さっき朝ごはん食べたばっかりでお腹いっぱいかも、気持ちだけ受け取っとく｣
zm｢ん、…そっか｣
机いっぱいに置かれたビック○ックを2人で囲むが、それ以降話すことも無く沈黙がはしる
スマホを取り出して、休みの連絡を学校に入れる
｢…落ち着いた？｣
スマホから目線をずらして見ると、彼との視線が交わる
口いっぱいにハンバーガーを頬張りながら、首をコクコクと動かしている
zm｢…ん、 ｣
｢そっか、良かった…｣
zm｢…………もしも、大好きな人が浮気してるかもってなったら、Aはどうする？｣
｢え、……浮気？｣
zm｢もしもの話、
お、俺の友達が浮気されてるかもしれへんって言っててん｣
｢んー、どうだろ？私なら、本人に直接聞くかも｣
｢隠されるのが1番やだもん、本当に浮気したのかちゃんと教えて欲しいかも｣
zm｢………や、やんな！｣
｢泣いてた理由、聞いてもいい？
もしかして、今の話と関係ある？｣
zm｢……、｣
｢それとも、
なにか辛いことあったの、？彼女に相談できないこと？｣
zm｢…言ったらAに嫌われる、めんどくさいって思われる｣
なにかに怯えるように俯くゾム
(私、言い方キツかったかもな、)
もう一度ゾムと目線を合わせる
次は優しくゆっくりと聞いた
｢ゾム、教えてよ
私はゾムのこと嫌いになんか、ならないよ｣
｢私には分からないよ、ゾムの考えてること
『好き』って言ってくれたと思えばまた、だんまり｣
zm｢…………………A、｣
と言い私の手を優しく包み込むゾム
その瞳は先程まで泣いていたため、赤く腫れていて
zm｢おれね……嫉妬深くて、束縛激しくて、すぐヤキモチ妬くのに｣
zm｢それを言うのが恥ずかしくて、幻滅されたくなくて、嫌われるのが怖くて
Aを苦しめたくなくて
……ずっとずっと言えへんかった｣
zm｢でも結果的に、Aを苦しめてたし｣
zm｢Aを不安にさせてしまった｣
zm｢おれ、彼氏失格やわ、｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 531人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まるもち(プロフ) - Ramune0610 さん» コメントありがとうございます！ゆっくりになると思いますが少しずつ作っていこうと思います！リクエストありがとうございます（泣）！！ (2022年11月16日 16時) (
レス) id: 24d60e6915 (このIDを非表示/違反報告)
Ramune0610 - すみません初コメ失礼します。お願いしたいんですけどzm視点の方も作っていただけないかなと思いコメントさせていただいてます作者様の気分次第でいいのでお願い致します🙇♀🙇♀ (2022年11月15日 22時) (レス) @page22 id: 6adc3534c9 (このIDを非表示/違反報告)
まるもち(プロフ) - える＠脅威推しさん» 何度もコメント頂きありがとうございました！える様のコメントが励みになりました…！学生同士、勉強頑張って行きましょう…（泣）完結まで読んでいただきありがとうございました！ (2022年9月22日 0時) (レス) id: 24d60e6915 (このIDを非表示/違反報告)
える＠脅威推し - 完結お疲れさまでした…終わっちゃった…という悲しい気持ちでいっぱいです…素敵な作品をありがとうございました！ (2022年9月21日 23時) (レス) @page22 id: 013e7025b3 (このIDを非表示/違反報告)
まるもち(プロフ) - なつきさん» コメントありがとうございます！なつき様の作品いつも見させていただいてます…！憧れの方からコメント頂けるとは思っておりませんでした…！！完結まで読んでいただきありがとうございました！ (2022年9月21日 22時) (レス) id: 24d60e6915 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まるもち | 作成日時：2022年8月30日 23時
