92〜妹side〜 ページ43
私はすっかり祐也のペースに乗せられて。
「はぁ！？あっても絶対当ててやんないから！」
祐「お前、ホント可愛くねーな(笑)行くよ！」
でも嫌とは感じなくて。
祐「はぁ〜重かった(笑)
な？バスより速いだろ？」
「アリガトウゴザイマシタ」
むしろ楽しくて、あっという間に学校に着いちゃった。
祐「もっと可愛く言ってよ、頬っぺにチューくらいあっても良いと思うんだけど。」
「ヤダよ」
ほんと、一言も二言も余計だし。
こういうチャラいのは好きじゃないけど。
祐「ま！ちょっと軽すぎるけど良いトレーニングになるし、明日からも乗せてやるよ(^^)」
どこかで絶対フォローを入れてくれる器用さがあるから、嫌な気持ちになんて少しもならない。
「は？朝練行きなさいよ」
でも、私は甘えるのがホントに下手くそで。
祐「行くよ？お前が早く起きればいい話じゃん。」
「そんな早く起きれない」
素直にアリガトウともオネガイシマスとも言えない。
祐「あーあ。まっすー可哀想だな〜」
でも祐也は、どう言えば私が素直になれるかをちゃんと解ってて。
「何時…に来てくれるの？」
祐「6時40分♪お前が起きないと俺が朝練サボる羽目になるから、よろしく！」
私が甘えやすいように仕向けてくれる。
「えっ！？寝坊したら先に行ってよ」
祐「寝坊しない努力をしろよ(笑)
それともアレ？俺のキスで目覚めたい？(笑)」
「何言ってんの、バカ！」
こんな祐也との時間が、今の私には救いだった。
祐也と居ると、余計なことは考えずに済むから楽。
小山先輩に振られたことも、遥花と貴久の関係も、祐也と居る時はどうでも良く思えた。
祐也を好きな遥花の気持ちなんて全く考えて無かったし、辛いなんて思わない毎日だったから、貴久を求める理由も無い。
ただ毎日祐也とバカやって、笑ってた。
これが、ベストだって思えてたのに。
なんで、ぶち壊すの？
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8nocchi(プロフ) - Noaさん» ごめんなさい！睡魔が…今下書き中なので更新は朝になるかもです (2015年3月30日 1時) (
レス) id: 2b2618977d (このIDを非表示/違反報告)
8nocchi(プロフ) - Noaさん» うそっ…いや、虫刺されと信じましょ！ (2015年3月30日 1時) (レス) id: 2b2618977d (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - 手越の首の下のとこにキスマークがあったんですよ(T ^ T)もしかしたら虫に刺されただけかもですが(T ^ T)次からコメントは3に書きますね！ (2015年3月30日 0時) (レス) id: a66ac42015 (このIDを非表示/違反報告)
8nocchi(プロフ) - Noaさん» キスマ？ (2015年3月30日 0時) (レス) id: 2b2618977d (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - ありがとうございます！！(●･v･○)ﾉ そういえば、手越にキスマがあってちょっとショック受けてる← (2015年3月29日 23時) (レス) id: a66ac42015 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：8nocchi
| 作成日時：2015年3月19日 14時
