87〜姉side〜 ページ38
慶ちゃんと別れてすぐなのに、やっぱり私の目は手越くんを追う。
そんなだから、慶ちゃんも嫌気が差したんだよね。
でも、どんなに自分を責めたって、罵ったって手越くんへの想いは消えなくて。
そんな最低な私に、もちろん手越くんが振り向いてくれる訳なんてなくて。
祐「まっすー…ってお取り込み中？(笑)」
貴「そんなんじゃないから！ちょっと話してただけ。
俺行くわ。」
『うん、ありがと。貴久』
優しい貴久に縋るばかり。
祐「あっ、待てよ！まっすー」
『手越くんっ』
貴久が作ってくれたチャンスを逃すまいと、手越くんに話しかける。
祐「なに？慶ちゃんがどんな様子か気になる？(笑)」
『別にそんなつもりじゃないけど…』
私は…悪戯っぽく笑う、貴方の笑顔がみたいだけ。
祐「大丈夫だって！向こうも普通にしてるんだから、遥花だって何もなかったみたいにしてりゃ良いじゃん」
名前を呼んで肩をポンポンってしてくれるだけで、幸せな気持ちになっちゃう。
優しくされると、勘違いしちゃう。
『手越くんはどう思う？私が慶ちゃんと別れたこと。』
喜んでくれてるんじゃないかって、期待しちゃったり…
祐「んー。俺とキスしたくらいで別れるなんて、バカだなって思う(笑)」
でも躱されて、傷ついちゃう。
『手越くんが別れさせたようなもんじゃん(笑)』
私が貴方に惚れちゃったから、いけなかったんだよ。
なんて、手越くんに責任転嫁する私がバカなんだよね。
祐「ごめんごめん(笑)あの時は、別れさせなきゃって思ったの！」
『なんで？』
祐「お前、妹の気持ち、考えたことある？」
『え？』
祐「好きな人が目の前で他の女とイチャついてたら辛いでしょ。」
は？A…慶ちゃんを…？
祐「俺は、あいつの辛い顔なんて見たくないからさ。
だからお前らには悪いけど、別れて貰いたかったの。」
なにそれ…私の気持ちはどうしてくれんの？
『は？』
多分今、私すごい怒った顔してる。
でも手越くんは何も悪びれる様子もなく笑ってた。
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8nocchi(プロフ) - Noaさん» ごめんなさい！睡魔が…今下書き中なので更新は朝になるかもです (2015年3月30日 1時) (
レス) id: 2b2618977d (このIDを非表示/違反報告)
8nocchi(プロフ) - Noaさん» うそっ…いや、虫刺されと信じましょ！ (2015年3月30日 1時) (レス) id: 2b2618977d (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - 手越の首の下のとこにキスマークがあったんですよ(T ^ T)もしかしたら虫に刺されただけかもですが(T ^ T)次からコメントは3に書きますね！ (2015年3月30日 0時) (レス) id: a66ac42015 (このIDを非表示/違反報告)
8nocchi(プロフ) - Noaさん» キスマ？ (2015年3月30日 0時) (レス) id: 2b2618977d (このIDを非表示/違反報告)
Noa(プロフ) - ありがとうございます！！(●･v･○)ﾉ そういえば、手越にキスマがあってちょっとショック受けてる← (2015年3月29日 23時) (レス) id: a66ac42015 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：8nocchi
| 作成日時：2015年3月19日 14時
