お砂糖六十四つ ページ24
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早く神ちゃんに伝えなきゃ
そう思ったけど、お兄ちゃんに
"学校はちゃんと行きなさい。それからでも遅くないやろ"
と言われ渋々学校に
講義を受けている間も神ちゃんの事で頭がいっぱいで、それどころやなかった。
今日入れていた最後の講義の終わりが近づくにつれ、確かにうるさくなる心臓の音。
最後の講義が終わり早足で教室を出る
そのまま電車に乗ってrainbowへ
rainbowに着いたけどもちろんお店にはお客さんがいて、邪魔するわけにも行かず裏口で閉店時間を待った。
３時間ぐらい待っただろうか
頭の中はいっぱいでどれくらいまったかもわからない
時計を見ると6時をまわっていて
裏口から重岡さんと小瀧さんが出てきた。
大「Aちゃんやん！」
望「Aちゃんどうした？」
『ちゃんと、気持ち伝えたくて』
そう言うと重岡さんも小瀧さんも頑張ってと言ってくれた。
二人の歩く後ろ姿を見て
『小瀧さんありがとうございます！』
そう言って頭を下げた。
小瀧さんは前を向いたまま私に見えるようにガッツポーズを作ってくれた。
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一歩、ただ一歩の勇気が出ず
裏口の扉を開けられないままでいた。
ふぅと深呼吸して扉を開けようとしたらメッセージの着信。
『今行けそうやったやん？空気読んでや』
とスマホに向かって言ったけどその画面には
"神ちゃんの文字"
表示をタップして画面を開く
智洋A、会いたい。ちゃんと話したい
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にゃんころもち(プロフ) - ゆーこさん» 今さらすみません！コメントに気づかず…ごめんなさい。ありがとうございます！泣いて貰えるなんて…めちゃくちゃ嬉しいです！ (2018年1月8日 19時) (
レス) id: 68b44edec3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーこ(プロフ) - とっても面白かったです！！感情移入して思わず泣いてしまって...本当に素敵な作品でした！新作楽しみにしてます^^ (2017年4月26日 23時) (レス) id: c8fa44122d (このIDを非表示/違反報告)
絢美(プロフ) - 面白かった！ 期待しとるで新作も(笑)！ (2017年4月26日 12時) (レス) id: 0e9b389a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんころもち | 作成日時：2017年4月21日 15時
