【HQ】完全犯罪の計画書。

OVER.33 ページ33

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そして私は取り敢えず研磨と合流し
事情を話すと私が二口達の所へ行くのに
付いてきてくれると言ってくれたので

私は今、警察監視の下

取調室の中にいる




「ソレで、何を話す気になったのかしら」

「まず、俺の名前はフルネームは言いませんが赤葦です。こっちは二口。コードネームはAとK」

「まさか まだフルネームを言っていないのかしら。そりゃあ警察側も困るわね」




笑うと、赤葦は紙を一枚
取り出して私に渡した

『4 3』『2 3』『1 4』『5 5』『3 2』『4 1』

机の下……

こんな初歩的な暗号じゃあ
警察にはすぐにバレるわよ。




「ヒントは捲れば二枚目が来る、ですよ」

「ああ、そう。参考にするわ」




それヒントじゃなくて答えだし

と、思い私は扉の前まで行って
鑑識の目の前で
1枚目を切り取り二枚目の紙だけ渡した

どうせ、ツマンナイ悪戯でしょうに




「何も話さない奴に興味はないわ。さようなら」




そして全員がいなくなった後

私が回収すれば良い話
だから鍵を貰っておかないとね




「ココは私が閉めておきます。アイツの事、ちゃんと逃がさない様にお願いします」

「安心してください！！責任持って、しっかりと やりますので！！」

「それが良いわ」




ゾロゾロと人が出て行った後

私は研磨を中に呼び
一時的なものでしかないが
カメラにノイズ派をながして
一時的にカメラの電源を落とす




「机の下、ねえ」




机の下を覗くと

丁寧に朝食の米によって
くっ付けられた紙を見つける
頭が良いのか、悪いのか




「A、異変に気づかれるよ。回収したなら早く鍵を閉めた方が良いよ」

「そうね。さてと、それなら研磨。出掛けましょう」

「そうだね」




私は鍵を閉めて


その鍵を管理室にぶら下げると
廊下に出て研磨の車を探し
其処へ真っ直ぐと歩き出す

研磨の車の前で

研磨の車の扉を引いて
車内に入り紙を確認する




「あっれ、Aさん？」

「……なんでアンタがいるのよ。リエーフ」

「報告っすよ！報告！！アメリカから取り寄せた武器が漸く全部揃ったんで、研磨さんとAさんに組み立てて貰おうかなって！」




ズラリと積み上げられている部品


成る程、部品毎に持って来れば良いと。
確かに形になっていなければ
言い訳は出来るし……

影山のやつ、馬鹿なりに考えたわね




「これ完成すると大量らしいんすけど、部品アジトの方に置いて来ちゃったんで、アジト直行で！！」





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