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射撃訓練用の部屋に入ると
もう既に射撃をしている人がいた
意外と生真面目なのか
「スガちゃん、岩ちゃん。もう訓練しなくても行けるでしょ。そこ譲って」
「クソ及川、他の奴を当たれ、俺たちだってまだ10発しかやってねえんだぞ」
「岩ちゃんのケチィ、しょうがないか。一番向こうでやる？今空いてるっぽいし」
今日は人が多いなあ、なんて言って
及川さんはズンズン遠くに進む
その途中で「及川さん」と声がして振り返る
「及川さん、もう直ぐココ空くんで」
その言葉に及川さんは笑って
腕を組みながら、壁に寄りかかる
そして、その人は射撃訓練が終わったのか
及川さんと私の方を見て場所を譲った
「見ない顔っすね。公安の新入りっすか？」
「うん、それで俺が教育係」
「及川さんが？珍しいっすね。ああ、俺は西谷 夕。お前と同じ警備課の外事…係、です」
握手を求められたので握り返すと
西谷さんはボウッと顔が赤くなり
「失礼します！！」と言って立ち去った
「……外事係なんですね、あの人。またいつか機会がある時は、お話したいです」
「西谷くんと？良いんじゃない？勉強になると思うよ。西谷くんもAちゃんも」
「だと良いですけど」
そう言って目の前の機会に
自分のIDとパスワードをいれて
拳銃を取り出し一言
「愛知県警はこんな設備じゃなかったのに、コッチは凄くシステムが発展していますね」
「そりゃあね、ココは1番大きい警察組織だよ？」
「初耳です、それは納得」
夜久には、取り敢えずシステムがいい、と
ひとつ褒めておけば良いと言われたから
褒めてみたが本当に凄いのかココ
「あのボード目掛けて打てば良いんだよ、あ、勿論狙うのは心臓だよ。でも初めてなら真ん中狙う方が良いかもね。何処かしらには当たるから」
「いえ、及川さんが心臓を狙うなら私も教育係を見習って心臓を狙う事にします」
驚いた顔で私を見た及川さんは
直ぐに表情を戻して笑う
それから射撃の態勢に入り銃を構える
「Aちゃん、射撃は初めて？」
「はい、外事の時は忙しかったので」
横で発砲の音がする
もちろん、及川さんが撃ったから。
そして、それはピンポイントで心臓を貫く
(及川さん、私負けず嫌いなんですよ)
引き金を引く。
それは心臓のど真ん中ではないが
心臓のゾーンには命中した
「Aちゃんって本当可愛くないよね」
「実力がですか？」
「もちろん」
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小桃(プロフ) - アポロ12号。さん» ああぁぁプレッシャーになってたらゴメンなさい。受験勉強の合間に読ませていただいてます！気負わないで下さい！ (2015年11月23日 18時) (
レス) id: 625cc56c28 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - りりぃさん» あああああ、ありがとう！！ (2015年11月22日 7時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - むーぴょんさん» 能天気ズですね！！西谷と日向って、本当可愛い…緊張感とか飛ばしてくれそうだから、凄い… (2015年11月22日 7時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 蛇王@マルチSさん» ありがとうございます！！ (2015年11月22日 7時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 小桃さん» 完結出来るよう頑張っていますが、続編に行く前に出来るのか。という謎の不安… (2015年11月22日 7時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2015年11月1日 22時
