二宮さん犬飼さんとエリート ページ8
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退院したその日。
私は本部の二宮隊に足を運んでいた。
本部には退院した事は連絡されたようだから
私の入院を知っている人には連絡された筈だ。
と、そんな事を言っている場合ではない。
私は今ドキドキである。
二宮隊の前でチョロチョロと歩き回っている。
「んで、かれこれ10分な〜に回ってんの？」
「ビャッ！！犬飼さん！」
「そういう君は高梨A！」
「知っているんですか！？初めまして！高梨Aです！！あの、玉狛第二とのランク戦ちょっとだけ拝見しました！凄かったです！！」
お礼を言う犬飼さんは隊の扉を開けて私の方を見ると誰に用事なの？と首をかしげた。
私が二宮さんです、と答えようと犬飼さんを見上げた途端に奥の方から「遅い」と声が飛んできて
犬飼さんも「あー……なるほど」と笑う
「今日は二宮さん仕事全部他の隊に回して待ってたからちょっと機嫌悪いんだよ。気にしないで頑張れ」
「お、お遅くなってすみません！！」
「着いて来い」
早速トレーニングルームに連行させて
直ぐにトリガーを起動させるとオペレーター室から二宮さんが「アステロイド」と私に言う。
やれ、と言うことかと思ってアステロイドを作る
その後もバイパー、ハウンドと続ける。
《戻れ》
二宮さんの指示にトレーニングルームを出て直ぐに
犬飼さんが何処からか現れて「アステロイドぱないわ〜〜」とケラケラと笑う。
私はそんな犬飼さんに連れられて二宮さんのいるオペレーター室に連れて来られて取り敢えず二宮さんの目の前くらいに立つ。
「……万能手と言われるだけはあるみたいだが、成程な。センスがない。もっと言うなら、お前のは玉狛のガキ見たく威力だけだ」
「え、え！？」
「今までの戦いぶりを見せてもらった限り誘導の為に使う事が多かった。違うな。お前は動く標的に当てるセンスがない」
ズラリと並ぶランク戦の映像に顔を引き攣らせる。
まさにその通りだ。
私はC級、B級の人に当てるのは造作もない。
近、中、長距離のどれも得意だ。
だが、それは動かない敵に限られてくる。
のに対してランク戦になってくると対A級。
動きも考えられていて当てるのは困難だった。
「それで俺がお前に指導した見返りは何だ。まさか、何もなしに俺に指導を乞うつもりか？それなら出水に頼むんだな」
「え、二宮さん、今をときめく高梨Aにいかがわしい事頼むんですか？最高ですね」
「死ね」
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天霧 - 今度は、藍ちちゃんとのデートがみたいw (2021年2月20日 1時) (
レス) id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 音瀬。さん» やっぱり迅さん落ちが良いですよね！！本当にカッコいい！私の書く迅さんが好き！！？ああああ！！そう言ってくれる音瀬さんが私は大好きです！頑張ります＼(^^)／ (2017年2月19日 21時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
音瀬。(プロフ) - 迅さんオチだと嬉しいです！！アポロさんの書く迅さん好きです！！嵐山さんを煽っちゃった迅さんとか、すごく可愛かったです！！！いきなりコメント失礼しました！これからも頑張ってください！！ (2017年2月18日 21時) (レス) id: 70c99e83a8 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 蛇王@マルチSさん» ですよね！！やっぱり次回作のイフ落ちは太刀川さんで良いですよね！！ここは出水にしろよって感じですね、本当。せめてアンケート5人から選べよ的な、でもダイジョーブ、嵐山さんのならある笑 (2017年2月18日 9時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 葵さん» 初めて本編についての感想をもらえて凄く嬉しいです！！淡々とやっていただけにコメントとか全然来なくて面白くないのかも！とかって思っていたので、とても励みになりました^ - ^太刀川さん本当私の小説の中だとヤバイヤツ笑 (2017年2月18日 9時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2017年2月10日 9時
