迅さんとエリート ページ37
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「Aは無防備すぎるんだよ。油断してたら直ぐに押し倒されそうだから凄い心配だよ、俺は」
「あはは、迅さん心配性ですね〜〜！」
「言われてる本人の捉え方が軽すぎてどうしよう」
顔を覆う迅さんに「平気ですよ！！」と意気込むと全然平気じゃないよ、と苦笑いを浮かべられて私としても困ってしまう。
何かあったらトリオン体になって
相手を吹っ飛ばせば良いから問題ないのに
「A、久しぶりに遠回りして帰るか」
「初めてあった日と同じですね。違うのは外が前より少しだけ暗いかなって言う程度の違いですね、ふふ、迅さんと遠回り〜〜」
「あ、ぼんち揚食う？」
「はい！！私それ、パリパリしてて美味しいから大好きです！」
ぴょんぴょんと飛び跳ねながら言うと
頭をわしゃわしゃと撫でられて、きゃー、とはしゃぎながら迅さんに笑顔を向けると、そのままだっこされて、それにまた間抜けな声を出すと迅さんも笑って私をそっと下ろす。
「私、迅さんの事すき〜〜」
「……俺はもっと好きだけどね」
「私はもっともっともっと好き！！迅さんと知り合えて本当良かったな〜〜」
「おっ、ありがとな」
2人でバリバリとぼんち揚を頬張って、近くの駄菓子屋さんで買ったお菓子を歩きながら食べて、最後に玉狛支部の近くの自動販売機で飲み物を買う。
迅さんと最初に出会った時もこんな感じだったなあ
「でもやっぱり、いつかAが彼氏を連れてくる時は俺より強い人じゃないと認められないな、俺も」
「ふふ、嵐山さんもラジオで言ってましたよね。2人して私の恋人のハードルぐんぐんあげに来てますね！！迅さんより強い人って、これじゃあ私、太刀川さんくらいしかいませんよ？知り合いに」
「はっはっは、頑張って探したらいるかもな」
「だとしてもお付き合い出来るのは当分先ですね、太刀川さんを超えてくれないとだし」
じゃあまだ当分安心だな、俺も、嵐山も。と笑う迅さんに私も笑って、それから少し考えてから「それなら」と聞こえるか聞こえないかの声量で言うと
迅さんには聞こえたらしいので
私は冗談っぽく笑顔を作って口を開く
「それなら迅さんとお付き合いする人は、私より強くて、私より可愛い人じゃないとダメですよ！！絶対ダメ！認めません！」
「え、なにそれ。急にハードル高くない？」
「でも小南先輩とか当てはまりますよ。全部」
「いやいやいや、小南は恋愛対象って感じじゃない」
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天霧 - 今度は、藍ちちゃんとのデートがみたいw (2021年2月20日 1時) (
レス) id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 音瀬。さん» やっぱり迅さん落ちが良いですよね！！本当にカッコいい！私の書く迅さんが好き！！？ああああ！！そう言ってくれる音瀬さんが私は大好きです！頑張ります＼(^^)／ (2017年2月19日 21時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
音瀬。(プロフ) - 迅さんオチだと嬉しいです！！アポロさんの書く迅さん好きです！！嵐山さんを煽っちゃった迅さんとか、すごく可愛かったです！！！いきなりコメント失礼しました！これからも頑張ってください！！ (2017年2月18日 21時) (レス) id: 70c99e83a8 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 蛇王@マルチSさん» ですよね！！やっぱり次回作のイフ落ちは太刀川さんで良いですよね！！ここは出水にしろよって感じですね、本当。せめてアンケート5人から選べよ的な、でもダイジョーブ、嵐山さんのならある笑 (2017年2月18日 9時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 葵さん» 初めて本編についての感想をもらえて凄く嬉しいです！！淡々とやっていただけにコメントとか全然来なくて面白くないのかも！とかって思っていたので、とても励みになりました^ - ^太刀川さん本当私の小説の中だとヤバイヤツ笑 (2017年2月18日 9時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2017年2月10日 9時
