菊地原先輩風間さんとエリート ページ33
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「ねえ、高梨」
「あ！！菊地原先輩！おめでとうございます！やっぱり風間さんはスッッゴイですよね！私なんてワトソンにも会えませんでしたよ〜〜」
「……これ、風間さんが渡してくれだって」
「へ、」
いやいやいや、貰えないです！！と
手を振る高梨に菊地原は少なからずイラッとした。もう菊地原は風間の目の上のタンコブの様な高梨の存在が気に入らなかった。
「菊地原先輩は行くんですか？ハワイ」
「……別に、関係ないよね」
「あ、すみません」
そのまま私にチケットを押し付けて立ち去ろうとする菊地原先輩に困っていると後ろから「高梨、菊地原」と聞き覚えのある声が聞こえて
2人して後ろを振り返った
「渡させてすまなかったな、菊地原」
「いえ」
「あ、あの風間さん！！これ、流石に貰えませんよ！！！だから、そのお返しします！」
「それなら木崎達にあげてくれ。俺は必要ない」
アイツ等がゲームクリアを譲ったんだからな、と
突き返されたチケットを困った様に眺めていると菊地原先輩も鞄からチケットを取り出して私に押し付けた
「健闘賞。俺、ハワイとか興味ないから」
「へ、え、ちょっ……！！」
「いらないなら捨てなよ、俺もいらない」
2枚のチケットを手に本当にこれどうしよう、と思って小南先輩に連絡すると「でかした！持って帰って来なさい！！」と言われて
この人遠慮ないよな、と思ってしまった
「小南もそう言っている、遠慮するな。それに噂だと太刀川と出水のチームに勝利を収めたと聞いた。お前が貰ってくれた方がいい」
「どうせ今頃、俺達のチームのメンバーは烏丸のチームにチケット渡してる頃だし潔く受け取りなよ。この人面倒くさいんでもう行きませんか？風間さん」
「ああ。これからレポートの作成があるからな」
「ならせめて手伝います！！！」
「……俺に太刀川になれという事か？」
「へ、あ、ごめんなさい」
私が頭を下げると満足気に笑った風間さんは私の頭を撫でて私とは逆方向に進んだ。
そして頭を撫でて貰った私を見た菊地原先輩は、目を見開いて風間さんと私を交互に見て顔をしかめていた。
前にも思っていたが
菊地原先輩、風間さんの事大好きだな
「高梨、あのゲーム。機会があればまた誘ってくれ」
「ええ！？あ、はい！なら柚宇先輩に言っておきます！！！またやりましょう！今度はポイントをかけて！」
「ほう、それはまた、随分大きくでたな」
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天霧 - 今度は、藍ちちゃんとのデートがみたいw (2021年2月20日 1時) (
レス) id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 音瀬。さん» やっぱり迅さん落ちが良いですよね！！本当にカッコいい！私の書く迅さんが好き！！？ああああ！！そう言ってくれる音瀬さんが私は大好きです！頑張ります＼(^^)／ (2017年2月19日 21時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
音瀬。(プロフ) - 迅さんオチだと嬉しいです！！アポロさんの書く迅さん好きです！！嵐山さんを煽っちゃった迅さんとか、すごく可愛かったです！！！いきなりコメント失礼しました！これからも頑張ってください！！ (2017年2月18日 21時) (レス) id: 70c99e83a8 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 蛇王@マルチSさん» ですよね！！やっぱり次回作のイフ落ちは太刀川さんで良いですよね！！ここは出水にしろよって感じですね、本当。せめてアンケート5人から選べよ的な、でもダイジョーブ、嵐山さんのならある笑 (2017年2月18日 9時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 葵さん» 初めて本編についての感想をもらえて凄く嬉しいです！！淡々とやっていただけにコメントとか全然来なくて面白くないのかも！とかって思っていたので、とても励みになりました^ - ^太刀川さん本当私の小説の中だとヤバイヤツ笑 (2017年2月18日 9時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2017年2月10日 9時
