LISK.06 ページ6
.
帰り道に梅雨ちゃんの意見により
俺と梅雨ちゃんはアクセサリーショップ
女子が立ち寄りそうな可愛らしい店に来ていた
今日は結構な金額を持ち合わせているから
まあ買うにしても そんなに困らないだろう
「携帯につけるアクセサリーなんてどうかしら、それか鞄ね。日常で付けてもらえる方が きっと良いと思うわ」
「確かに。無くされるよりは良いよな」
「ええ。コレなんてどうかしら」
梅雨ちゃんの見せてきたアクセサリーは
店の6番人気という微妙な地位のものだが
女子の好きそうな色合いで
星とかも普通に散りばめられていて
結構可愛かったし
考えるのも面倒だからそれにした
「ちょっと買ってくるわ」
「ええ、待ってるわ」
「了解。絡まれたら呼べよな」
レジに行く途中で蛙のヘアピンを見つけて
蛙吹だけに、なんて笑って
ヘアピンを手にとってレジに向かい
両方ともラッピングしてもらい
店の外の梅雨ちゃんに声を掛けて駅に向かう
「今日はサンキューな、助かった」
「私もAちゃんの手助けが出来て光栄よ」
いつ渡すかなあ、と鞄の中を見つめていると
梅雨ちゃんが此方を見てきたので
普通に考えて今だよなあ、と思って
さっき買ったペアピンの入ったラッピング袋を梅雨ちゃんに押し付け「やる」と口にして
そのまま言い逃げの如く駅まで走った
「上鳴くらいコミュニケーション能力に長けてたら、上手く言いくるめられたのに……コレだと告白みたいじゃね？いや、大丈夫だ。相手は読心術の個性、大丈夫大丈夫」
「オイ、退けモブ」
「は？誰だよ、お前。チョーシ乗んな」
フイと顔を背けて定期で改札を超えて
電車を待つべく階段を降りると
さっきの偉そうな奴が凄え顔で俺を睨みながら
俺の隣に並んできたので
あまりにも面倒くさい事態に顔をしかめる
「なんだよ、シツコイ」
「クソモブがちょっとクラスメイトと仲良く出来たくらいでツケ上がりやがって、殺す」
「上から目線うぜえ」
マジで上から目線だし、殺すとか
急に言われても なんで？って感じだし
アレか？切島の言ってた爆……爆睡？
なんか違う、落ち着いて思い出せ霧崎A
俺なら思い出せるはずだ
「クソモブが！！」
ボンッ！と爆破する俺の足元の地面に
ああコイツ爆発だ！！と思っていたら
満足してしまって顔に筋肉を緩めた
「よろしくな、爆発くん」
「爆豪だわ！！殺すぞ！」
「……ごめん、本当に間違えた」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 494人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アポロ12号。(プロフ) - 梓月さん» ありがとうございます！！頑張ります（＾Ｏ＾） (2016年7月13日 21時) (
レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
梓月 - すごいおもしろいです(^^)更新頑張ってくださいﾄﾞｱ|・ × ・*)ﾉ (2016年7月13日 21時) (レス) id: 7bc3553117 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 桜花さん» 実はお借りしているCSSなので軽々と発信源(？)をお伝え出来ません……(>_<)LINE風CSSで検索して頂ければ出てくると思いますので、探してみてください（≧∇≦） (2016年7月13日 2時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - えと、唐突な質問なんですが、ラインの風景ってどうやってやっているのでしょうか、もしよろしければ教えて下さると……、今後の小説に使いたいなと思うので、、図々しくてすいませんっ、（深々） (2016年7月12日 23時) (レス) id: 0d6dff4820 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - こっとんさん» ありがとうございます！！癒しの小説なんて勿体無い言葉を！！更新頑張ります（＾Ｏ＾） (2016年7月11日 23時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年7月10日 10時
