LISK.21 ページ21
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「紅白頭、もう来てたんだな」
「……轟だ。変な名前で呼ぶんじゃねえよ」
「ごめん。頭が紅白すぎて紅白半分とかって言う名前なんかと思ったんだよ。俺は霧崎、よろしく、轟」
現在の時間12時15分で
まだまだ時間はあるようだったから
寝る体制に入っていると「本当に寝るんだね」と緑谷の声が聞こえて「眠いからな」と返してリュックを枕にして目を閉じた
＊
「オイ」
聞き覚えのある声に目を開くと
轟が「もう皆帰ってくんぞ」と口を開いた
その言葉を聞いて時計を確認すると
13時になる10分前で眠いながらも体を起こし
リュックの中の飲み物を飲んで
轟に「サンキュー」と笑って轟の隣に座る
「なんで隣なんだよ」
「出来れば女子に囲まれたくねえもん」
「？なんでだよ」
「喋れんくなるからだよ。特に あんまり仲良くない子の近くになると精神的に死ぬ」
轟は訳わかんねえよ、と手元の飲み物を飲んで
俺の方を見ると物理の参考書を取り出して
頬杖をつくなり「来週もやんのか、コレ」と
俺に尋ねてきたので俺は意味を理解すべく
轟の言葉を頭の中でリピートさせた
「勉強会の事か？」
「他に俺とお前が共有して何かやってる事っつったら、逆に何があるんだよ」
「確かに。なに、やりたいのか？勉強会」
「極力家で勉強したくねぇだけだ」
その気持ちわかるわ、と同意すると
「お前に解ってたまるかよ」と返されて
「お前の事なんぞ俺は解らんわ、一生」と返す
轟は俺の その言葉にも反応せず
ポーカーフェイスを貫いていたのだった
コイツ絶対ポーカーとか人狼ゲームとか強いな
「轟って推薦だっけ」
「そんな事言ったら、そういうお前も観察対象って言う名前の特別例外推薦枠だろ」
「略して特例」
轟は俺の妙な略し方に目を細めて
「何格好良く言おうとしてんだよ」と口にした
ので、俺も「正式名称だけ聞くとヤバイ奴っぽいから良い感じに略す作戦だわ、解れよ」とケラケラと笑いながら返した
「解んねえよ、そんなモン」
「つか緑谷は？」
「アイツは飲み物を買いに行ってから、そのまま帰ってきてねえ。自販機探してんだろ」
図書館の自販機紙コップのとかメインだったから、もしかしたらコンビニか。と思いながら入り口に視線を向けると切島達がいて
取り敢えず手を振っておいた
「良かったな。仲良い奴が来て」
「なんで？俺お前と話すのも結構好きだけど」
「…………そうかよ」
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アポロ12号。(プロフ) - 梓月さん» ありがとうございます！！頑張ります（＾Ｏ＾） (2016年7月13日 21時) (
レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
梓月 - すごいおもしろいです(^^)更新頑張ってくださいﾄﾞｱ|・ × ・*)ﾉ (2016年7月13日 21時) (レス) id: 7bc3553117 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 桜花さん» 実はお借りしているCSSなので軽々と発信源(？)をお伝え出来ません……(>_<)LINE風CSSで検索して頂ければ出てくると思いますので、探してみてください（≧∇≦） (2016年7月13日 2時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - えと、唐突な質問なんですが、ラインの風景ってどうやってやっているのでしょうか、もしよろしければ教えて下さると……、今後の小説に使いたいなと思うので、、図々しくてすいませんっ、（深々） (2016年7月12日 23時) (レス) id: 0d6dff4820 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - こっとんさん» ありがとうございます！！癒しの小説なんて勿体無い言葉を！！更新頑張ります（＾Ｏ＾） (2016年7月11日 23時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年7月10日 10時
