CHARM.24 ページ24
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爆豪くんに本気で拳を向けて打ち込むと
何を察したのか彼にあたる直前
彼は自分と私の間に爆発を仕掛けた
まあ何と無くわかるだろうけれど
物凄い音とともに2人して吹き飛ばされて
お互いに足で何とか場外を回避した
「……出せよ、本気」
「あ、はは……こりゃ参ったなあ、」
申し訳ない気持ちになってしまったのだ
爆豪くんがこんなに真剣なのに
私は万全な状態ですらないでココに立っている
本気を出すこともままならない
次の一発で決められなかったら負けを宣言しよう
「ーー……じゃあ勝負だね、爆豪くん。私の渾身の一撃、ちゃんと受け止めてね」
私は羽を使って上まで行って
先程手や足にやっていた集中力を
全て利き手である右手に注ぎ込んで
上から猛スピードで爆豪くんを目指す
「受け止めて証明してやる！！この学校でも折寺でも1番は俺だって事をな！！！ンで、お前が俺を二度と下に見れねえくらい差をつけて勝つッ！！！」
「うん、証明してみて」
上からココまでに加速した分のスピードと
プラスされた筋力での攻撃は
爆豪くんの爆発では防ぎきれない
ので、必然的に爆豪くんに直撃した
「私の勝ちね、爆豪くん」
なんて強がっていった言葉も
全部台無しにするかのように膝から崩れ落ちて
地面に手をついて一生懸命呼吸を整える
そんな時だった
もはや死んだとすら思っていたというのに
爆豪くんは笑いながらフラフラと立ち上がる
「な、んで……」
「まだ、俺は、負けてねえぞ……クソ女」
あの攻撃を直で受けたくせにまだ立てるのか
なんて顔を引きつらせた
一体どこからくるのだ、その勝利への執着は
なんて、目を閉じて笑ってから
私は右手を上げて棄権を申し出て
爆豪くんの傷を大まかに治していく
「ふざけんな、ブス！！！俺は認めねえぞ！なんで棄権した！？俺への情けでもかけたつもりかよ！！！なんとか言え！！白鳥！！！」
「見てよ、震えてる」
「！！……なッ、」
信じられない、どういう事だ、という顔だ
十分に傷の治った爆豪くんは
力なく笑う私を見て思考を張り巡らせている様だった
でも答えは出ないだろう
私自らが個性でのリスクは低いと公言していたから
「私に勝ったんだから、1位取って……ね」
なんだか目を開けているのもツラくて
物凄い頭痛やらなんやらに襲われながらも
取り敢えず目を閉じて
次に目を開けた時、
お茶子ちゃんに怒られる事を覚悟した
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アポロ12号。(プロフ) - 淡月さん» 物間くん！！やばいですよね！！私もヒロアカの世界に行きたいですーー！！！ (2016年9月24日 17時) (
レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
淡月 - 物間君かっこいいいです(*^_^*) あぁー私もヒロアカの世界に行きたいよーー (2016年9月24日 7時) (レス) id: 128420d2f4 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこまめ(プロフ) - あーもう、轟さんぐうかわｯ！………ただ無性に叫びたくなっただけなので、返信は要らんです。お邪魔しました。明日も楽しみに寝ます。おやすみなさい。 (2016年6月21日 23時) (レス) id: 845d9be9cf (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - チロルさん» ありがとうございます！ヒロアカ本当に面白いですよね！！！神すぎる！ (2016年6月21日 7時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
チロル(プロフ) - 新作おめでとうございます！！！ヒロアカも大好きなので興奮が止まりません…！！応援しております！ (2016年6月20日 23時) (レス) id: c7062aa89e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年6月18日 12時
