LIFE.08 ページ8
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さて、どうしようか
ジンも確信がないから殺していない
でも間違いない、これから何か起こすだろう
そうしたら先輩は……
これは、どうしようものか
「で、何をするつもりなのよジン」
「キュラソー、名前くらいは知っているだろう。時期が来たら奴が動き出す」
「！ラムの、……完全記憶の？」
ああ、と愉快そうに笑うジン
先輩だって馬鹿ではない
どちらかというと、情報集めは得意なはず
それなら言わなくても知っている可能性が高いし
前のアレは知っていたからこその忠告かもしれない
「キュラソーの動きについては組織には明日連絡する予定だ。奴等が不審な動きをしたら殺せ。メイプル、キャンティ」
「！！！了解だよ！ジン！！」
「解ったわ」
それなら流れ的にキュラソーが記憶するのは
組織に入り込んでいるネズミ確認
つまり、ノックリストを記憶するつもりか
だとしたら、私も危ないわね
「ああ、それなら一緒に射撃の練習、なんてどうかしらキャンティ。是非これから」
「面白そうだね、付き合ってやってもいいよ」
「それは嬉しいわね。だから、宜しくねジン」
車を回して、という意味を込めて言うと
「フン、図々しいぞメイプル」なんて
言葉とともにジンはアクセスを踏んで
道を切り替えた
「競い合える仲間がいるのは最高ね」
「アタイはアンタが前より腕が鈍ってない事を願うよメイプル！！」
「あら、そこまで言っていて私に射撃で負けたら惨めになっちゃうんじゃない？キャンティ」
ふふ、と笑うと「上等だね！！」と
何トーンか上げたキャンティが笑い出す
大丈夫、私は上手くやれている
「あらジン、メーター振り切ってるわよ。コレで警察に捕まったりしたら正直大笑いするわよ。私」
「そんなヘマはしねえよ」
「でしょうね」
それに、この男なら最悪の場合
その場で警察官を撃ち殺しかねない
「予定より早く着きそうね。まあ、これだけ飛ばしているのだから当然だと言えばそれまでだけどね」
「今日はよく喋るじゃねえか。メイプル」
「？……私は元々よく話す方よ？」
ジトっとした目で見てやると
ジンは別段興味もないような顔をした
自分で振ってきた話題のくせに
ずいぶんね
「良く考えたらジン、ウチの組織の幹部は働き者が多いわよね。驚きだわ」
「誰と誰を言ってやがる、メイプル」
「ふふ、貴方とベルモットよ」
「あんな女と一緒にするんじゃねえ」
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アポロ12号。(プロフ) - ここなっつさん» 安室さんは、もう存在が可愛いから そうなっていくんだろうなって((( はい！！続編多分あるので頑張ります！（＾Ｏ＾） (2016年5月29日 20時) (
レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ(プロフ) - 番外編の安室さんがかわいすぎてキュン死にしそうです…(鼻血) 続編、楽しみにしてますね!!! (2016年5月29日 20時) (レス) id: 3b5c4fd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 南湖さん» ハッ！！ありがとうございます！！！ (2016年5月29日 10時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
南湖(プロフ) - 皿も""片付けのに""になってます。 (2016年5月29日 10時) (レス) id: 160e01a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
Spica(プロフ) - そうなんですか…！自分の作品にもCSSを取り入れたいと思っていまして…親切に答えて頂きありがとうございました！ (2016年5月28日 14時) (レス) id: 470242e22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年5月25日 18時
