LIFE.06 ページ6
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あの後、色々話している間
コナンくんはコトあるごとに
私を調子に乗らせて組織について
語らせようとするものだから焦った
「待たせた？ジン」
「早く乗れ。標的について説明する」
「セッカチね、相変わらず。私のペースを考えない所も相変わらずだけど……あ、あらキャンティ。いたの？」
いちゃ悪いのかい、なんて
言うものだから「全然」と笑う
キャンティとの仕事か
彼女はサッサと済ませてくれるから嫌いじゃない
「お前は奴を誘導するだけでいい。コードネームはシードルだ。胸に赤のハンカチをさせている。お前なら、すぐに解るだろう」
「あら、随分と高く評価されていて嬉しいわ。それよりコードネームがあるってコトはノック？」
「いや、ただの用済みだ」
用済みで殺されるなんて末端だったのね
いや、でもコードネームを貰っているのだから
どうなのだろうか。
シェリーの様に頭脳を買われて？
「ーー……で、何処に誘導したら良いの？」
「射程距離内ならアタイは何処からでも行けるよ」
「だ、そうだ」
任せて、と手を振って車から降り
車から勝手に奪った無線片手に
ホテルの中へと入る
ジンが直ぐにわかると言っていたから
恐らく近くに居るはずだけれど
「ジン、人が多すぎる。シードルは誘導出来ないの？」
と、無線に向けて問いかけるが
うんともすんとも、答えは返ってこない
お前で探せと言うコトか
仕方ない楽はしようとするもんじゃないな
「！！赤のハンカチ……」
ソファに座っている赤のハンカチの男性
間違いない、シードルだろう
そもそも赤のハンカチを付けるなんて
通常のパーティではない
しかも黒のスーツにソレはないだろう
「ハァイ、シードル。探したわよ」
「！！……ベルモットか、？」
ベルモットと関わりがあるのか
それとも単純に口調がベルモットに似たのが
ダメだったのかは解らないけれど
ベルモットを知っているのだから末端はない
「探したわよ。シードル。行きましょう？」
「……ちょっと待て。約束はどうなっている。話が違うじゃないか、ベルモット」
「静かにして頂戴？そんな話を此処でさせるつもり？」
ベルモットとの約束？
それは実に興味深いけれど聞けない
キャンティもジンも気が長い方ではないから
兎に角早く外に連れ出さなければ
「……何処に行くんだ」
「凄く楽しい所よ」
ベルモットならそう言うだろう
彼女はそう言う人だ
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アポロ12号。(プロフ) - ここなっつさん» 安室さんは、もう存在が可愛いから そうなっていくんだろうなって((( はい！！続編多分あるので頑張ります！（＾Ｏ＾） (2016年5月29日 20時) (
レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ(プロフ) - 番外編の安室さんがかわいすぎてキュン死にしそうです…(鼻血) 続編、楽しみにしてますね!!! (2016年5月29日 20時) (レス) id: 3b5c4fd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 南湖さん» ハッ！！ありがとうございます！！！ (2016年5月29日 10時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
南湖(プロフ) - 皿も""片付けのに""になってます。 (2016年5月29日 10時) (レス) id: 160e01a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
Spica(プロフ) - そうなんですか…！自分の作品にもCSSを取り入れたいと思っていまして…親切に答えて頂きありがとうございました！ (2016年5月28日 14時) (レス) id: 470242e22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年5月25日 18時
