LIFE.37 ページ37
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私の胸を貫いた拳銃は未だに煙を吹いていて
私はヘリで上に上がっていく
キールとベルモットを見て笑う
あの女、ワザと心臓を外したわね
「A！！！」
コナンくんの声が聞こえる
もう気付いたんだね。いや、もしかしたら
君の事だから最初から見ていたのかもしれない
出てきたら君も殺されちゃうもの
見ていただけなのは正解だよ
「A！！A！」
コナンくんの声が聞こえる
それはもう、ずっと
アレなのかな、意識を飛ばさない為の方法？
そういう方法は浮かばなかったな
「安室さん！！ヘリを呼んで！」
「コナンくん、どうーー……！」
「良いから！！早くヘリを呼んで！！！」
その後の事は
よく覚えていない
＊＊＊
Amuro.side
胸を貫かれた同期は皆の期待に反して
相変わらず目を閉じたままピクリとも動かない
そんな彼女は見ているのが嫌になるくらい
ケーブルやらを相変わらず繋いでいて
あの時と何ら変わらない姿だと言うのに
酸素マスクを付けているだけで
こんなにも感じ方が違うのか、と頭を抱える
「……あ、安室さん」
「コナンくんに蘭さん。それじゃあ僕はそろそろ帰るので目が覚めたようなら連絡を入れてください」
「はい、解りました」
あの日、パーティーにいたメンバーは
度々ここを訪れる事がある
コナンくんや蘭さんは その数が中でも
かなり多い方の人だった
「安室さん！！」
「？どうしたんだい、コナンくん」
「もしAが目を覚ましたら、公安にいたら危険だと思うんだ。だからーー……」
コナンくんの真剣な目
それから紡ぎ出される言葉に
目を逸らしたくなったが
逸らす事はしないで、かわりに
コナンくんの頭に手をやる
「……安室さん？」
「もし、目を覚ますような事があったら、か。解っているよ。公安に彼女が留まって危ないという事は俺が一番解っている」
「うん、そうだね」
でも一応言っておこうと思って、と
コナンくんは言葉を続けた
本当にコナンくんは立花が好きだな
「しかしアイツを何かあった時、守ってやれるくらい強い奴の所に送ると考えた時にFBI位しか見つからないのは、俺に人脈が無いからか、」
「……あはは、」
「立花の奴、何時まで仕事をサボるつもりだ全く」
でもお前が死なない限り、
俺は何時までも待とう
なんて何処かの馬鹿な漫画のワンシーンの様な
馬鹿みたいに臭いセリフを口にしてから
流石に自分で笑った
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アポロ12号。(プロフ) - ここなっつさん» 安室さんは、もう存在が可愛いから そうなっていくんだろうなって((( はい！！続編多分あるので頑張ります！（＾Ｏ＾） (2016年5月29日 20時) (
レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ(プロフ) - 番外編の安室さんがかわいすぎてキュン死にしそうです…(鼻血) 続編、楽しみにしてますね!!! (2016年5月29日 20時) (レス) id: 3b5c4fd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 南湖さん» ハッ！！ありがとうございます！！！ (2016年5月29日 10時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
南湖(プロフ) - 皿も""片付けのに""になってます。 (2016年5月29日 10時) (レス) id: 160e01a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
Spica(プロフ) - そうなんですか…！自分の作品にもCSSを取り入れたいと思っていまして…親切に答えて頂きありがとうございました！ (2016年5月28日 14時) (レス) id: 470242e22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年5月25日 18時
