LIFE.35 ページ35
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『相変わらず勘は良いみたいね？メイプル』
『役者は全員揃った』
『変装しなくてもバレるもの』
こんな時ばかり当たる私の勘に
良い加減恐怖心すら覚える
でもコレは多分、上からの命令
やはりキュラソーのメール改竄は完璧ではなかったのか
「嘘つきね、ベルモット」
「！！どういう意味かしら、」
「殺すのは惜しいって言ってくれたくせに。本当に貴方って気紛れで酷い女だわ」
ベルモットは その言葉から察したのだろう
私でも分かるくらい顔を顰めて
「それは私単体の意見残念ながらコレは別」
なんて様になる月をバックに笑う
「貴方にとってコレが最後の晩餐になるんだから精々楽しんでおきなさいよ。メイプル」
「まだ殺さないって事？優しいのね」
「それは違うわよ。全員が揃ってないから殺さないだけ」
ベルモットはキールを連れて
パーティー会場へと入っていく
私が逃げられない最高の場所で
私の事を殺すつもりね
「どういう事だ。ノック疑惑は晴れたんじゃ、」
「聞く所によると私の所は明らかに直されていたらしいからじゃない？今日が命日なんて最悪」
「今お前に死なれては困る」
そう言われてもだ
私や降谷くんが説得して
解ってくれるような人達ではない
何方かと言えば説得なんてしようものなら
殺されかねない
「俺の側を離れるのは許さない」
「降谷くんと一緒にいたら、貴方が私を殺す羽目になる、離れているのが吉でしょ」
「ッ、クソ！！」
降谷くんに苦笑いする
彼は少し同期だと言っても、私に依存しすぎている
私ですら感じるのだ。相当だと思う
でも何となく解る
知り合いが死ぬのは悲しい
「バーボンとメイプルは仲が悪いの。だから近くにいればいるだけ降谷くんに探りが回る。だから、離れていた方が良い」
「自分達で作った設定にこんなに追い詰められる位なら最初から仲良くしておくべきだった」
「バイバイ、降谷くん」
このバイバイが、彼にとって、
一体どういうバイバイに変わるのだろう
まあ良い思い出では終わらないだろう
今はハッピーエンドの空気ではない
「俺はもう、後悔したくないッ」
私も松田くんの時はあんな感じだったのかな
そういえば鑑識からの移動を受けたのは
私が守らないと、と思ったからだっけ
「大丈夫、降谷くんは死なない。私が死んでも守ってあげるから、ね？」
そうじゃない、と言う彼に
私は何て声を掛けるべきだった？
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アポロ12号。(プロフ) - ここなっつさん» 安室さんは、もう存在が可愛いから そうなっていくんだろうなって((( はい！！続編多分あるので頑張ります！（＾Ｏ＾） (2016年5月29日 20時) (
レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ(プロフ) - 番外編の安室さんがかわいすぎてキュン死にしそうです…(鼻血) 続編、楽しみにしてますね!!! (2016年5月29日 20時) (レス) id: 3b5c4fd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 南湖さん» ハッ！！ありがとうございます！！！ (2016年5月29日 10時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
南湖(プロフ) - 皿も""片付けのに""になってます。 (2016年5月29日 10時) (レス) id: 160e01a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
Spica(プロフ) - そうなんですか…！自分の作品にもCSSを取り入れたいと思っていまして…親切に答えて頂きありがとうございました！ (2016年5月28日 14時) (レス) id: 470242e22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年5月25日 18時
