LIFE.04 ページ4
.
「先輩！！これは無いですよ〜〜！」
「昨日サボった分の仕事もあるからな。まあ、その位の量が丁度いいだろうと思って」
「だから、昨日はサボったんじゃなくて組織の仕事の一環みたいなもんなんですってば〜」
言い訳は聞かないからな、と先輩
言い訳じゃなくて
半分くらい本当なのに、と
内心毒づきながら書類に手をつける
全く容赦の無い人だ
「先輩達の始末書を私が書くなぞ！！」
「文句があるのなら聞こう」
「パワハラですよ！！酷い！」
私の言葉に「失礼な奴だな」と
先輩は私に向けて言う
もう失礼な奴でも何でもいいから
先輩はもうちょっと遠慮して
「立花。組織との必要以上のコミュニケーションは避けろ。いいか。命令だからな」
「必要以上のコミュニケーションって何ですか」
「言葉の通りだ。流石のお前も、意味が解らないほど馬鹿じゃないだろう」
そもそも、馬鹿じゃないです！！と
机を叩くと「当たり前だ」と当たり前の様に言われ
先輩はツンなのかデレなのか
ハッキリした方がいいと思った
「というか、俺直属の部下で。しかも公安。しかも潜入捜査までしていながら、ただの馬鹿では困る」
「先輩って自分大好きですね」
「別に、自分が好きなわけじゃない」
いや、お前自分大好きでしょう
まあそれだけイケメンで頭も良くて
しかも運動もできてってスキルがあって
自分嫌いだったら それもそれでアレだけど
「そういえば先輩、あの毛利探偵に弟子入りって噂本当ですか？信じられないんですけど」
「何処から回って来るんだそれ」
「ああ……秘密です。チクると情報来なくなるんで」
書類と向き合いながら言うと
後ろから「必要ない情報じゃないか」と
先輩の声が聞こえてきて
私は「仲間の情報は大事なんです」と返しておく
「先輩も仕事して下さいね〜〜」
「仕事は全部お前にやったからな、今日はもう直帰の予定だ。直帰というよりはポアロで仕事」
「その仕事に何の需要が？カモフラージュですか？公安警察やってんのバレない様に」
煩いぞ立花、と言葉が帰ってきて
ああ、もしかしてマジですか！？と笑うと
お前には絶対に教えない、と言われて
ええ、酷い！！なんてオーバーリアクション
「そうだ。立花」
「はいはい、なんですか？」
「組織への潜入捜査。今更だが引き受けてくれた事、本当に感謝している。じゃあ、あと任せたから」
「ええ！？降谷せんぱ〜〜い！！！？」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 387人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アポロ12号。(プロフ) - ここなっつさん» 安室さんは、もう存在が可愛いから そうなっていくんだろうなって((( はい！！続編多分あるので頑張ります！（＾Ｏ＾） (2016年5月29日 20時) (
レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ(プロフ) - 番外編の安室さんがかわいすぎてキュン死にしそうです…(鼻血) 続編、楽しみにしてますね!!! (2016年5月29日 20時) (レス) id: 3b5c4fd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 南湖さん» ハッ！！ありがとうございます！！！ (2016年5月29日 10時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
南湖(プロフ) - 皿も""片付けのに""になってます。 (2016年5月29日 10時) (レス) id: 160e01a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
Spica(プロフ) - そうなんですか…！自分の作品にもCSSを取り入れたいと思っていまして…親切に答えて頂きありがとうございました！ (2016年5月28日 14時) (レス) id: 470242e22b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年5月25日 18時
