LIFE.30 ページ30
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「……パーティー?」
「違うのよA!!ホンッットごめん!アンタの名前出したらアンタが来るって勘違いした男子が大勢いて〜〜!!」
「いや、なにそれ困るよ」
でも悪いパーティーじゃないのよ!!と言う
警察学校時代の同期に呆れながらも
ああ、そうなんだ?と笑うと
彼女は「本当にゴメンって!!」なんて言う
「私病院から出て直ぐで色々と衰えてるから、これからキックボクシングに行かないといけないの」
「なにそれ!!怖ッ!?……でも鈴木財閥主催の超大型パーティーでお願い!!」
「また鈴木財閥?嫌よ。良く事件あるし」
この間の水族館といい、と続けると
彼女は「今回は大丈夫!」と親指を立てる
なにが大丈夫なんだろう、馬鹿なの?
「あ、降谷く〜ん!」
「……三宅さん?」
今絶対名前出てこなかったよね
降谷くん いらない記憶排除するもんね
そういう所は本当に尊敬するよ
普通忘れられない事も忘れるもんね!!
「Aなんだけど、今度の土日借りても良い?実は、ちょっと大きめのパーティーに行く予定なのよね!お願いッ!!」
「申し訳ないですけど、彼女は仕事があるので」
「降谷くんって、そうやってAを鑑識から無理矢理引き抜いたりとかしてるけどさあ、偶には自由にしてあげないと振られるよ」
三宅さんこと真由は交通課の由美ちゃんと
繋がっているから合コンまがいな
イベントが絡むと本当にタチが悪くなる
降谷くんも黙っちゃってるし
「……それは何時ですか」
「だから、来週の土日!!Aもそろそろ結婚しないとじゃない?もう20後半な訳だし!だから婚約者探しにって事で!!」
「私、松田くん以外興味ないから」
「松田ってアンタそりゃあ……」
っと、真由は降谷くんを見ているけど
私は首を傾げて「なによ」と言う
その返事に再び真由は「罪な女ね」とか
意味深な事を言って頭を抱えていた
「松田が生きてて結婚してって言ったら、じゃあアンタは受けたってえの!?A!」
「?当たり前じゃない」
「え、ええ!?ウソ!じゃあ降谷くんは!?」
はあ?本人の前でなに言ってんの?と
クスクスと笑うと
「真面目に答えて!」と言われて
目を細めて面倒くさい彼女にキッパリと言う
「降谷くんはトキメかないもの。それって論外って事なんじゃないの?面倒だから、そういう質問やめて!」
「アンタ本人の前で良くそれ言えたよね」
「言わせたんでしょ!?」
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アポロ12号。(プロフ) - ここなっつさん» 安室さんは、もう存在が可愛いから そうなっていくんだろうなって((( はい!!続編多分あるので頑張ります!(^O^) (2016年5月29日 20時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ(プロフ) - 番外編の安室さんがかわいすぎてキュン死にしそうです…(鼻血) 続編、楽しみにしてますね!!! (2016年5月29日 20時) (レス) id: 3b5c4fd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 南湖さん» ハッ!!ありがとうございます!!! (2016年5月29日 10時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
南湖(プロフ) - 皿も""片付けのに""になってます。 (2016年5月29日 10時) (レス) id: 160e01a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
Spica(プロフ) - そうなんですか…!自分の作品にもCSSを取り入れたいと思っていまして…親切に答えて頂きありがとうございました! (2016年5月28日 14時) (レス) id: 470242e22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アポロ12号。 | 作成日時:2016年5月25日 18時