LIFE.03 ページ3
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ベルモットと煌びやかなソファに座りながら
お互い酒を酌み交わしいると
彼女は面白そうに口元を緩めて
頬杖をついて私の方をジッと見つめる
「……なによ」
「アンタって、色仕掛けとかしたりしないの？」
「しないわよ。まあ、仕事でやれって言われたら場面によっては やるかもしれないけど」
何急に、とベルモットを見つめると
「勿体無いわね」と一言
それからベルモットは特に反応も見せずに
ドンドングラスに酒を入れる
「ベルモットは私と飲んでて飽きないの？」
「そうね。ああ、でもお酒が弱くて酒癖の悪い人と飲むよりはよっぽど楽しいわね」
「それと比べられる私が切ないんだけど」
「あら、貴方にも そういう感情あるのね」
馬鹿にしているの？と目を細めると
そんなつもりはないけど、どうかしら。と
彼女も それなりの対応で返してくる
全く、組織の人はやり辛いなあ
「バーボンとはどう？」
「バーボン？何でバーボン？まだジンとの方が仲がいい自信があるわ。アイツ、私にノック疑惑をかけてきたのよ。好きな訳ないわ」
「あら、随分と嫌っているのね」
当たり前よ。と荒々しくグラスを机に置く
世渡り上手なバーボンも嫌われるのね、なんて
ベルモットが面白そうに笑っているけれど
組織でいったらバーボン、つまり先輩のキャラは
好かれるタイプではないだろう
「バーボンが世渡り上手？思ってもない事を言うもんじゃないわよ、ベルモット」
「あら、どうしてそう思うの？」
「世渡り上手ってのは、どんな環境でも嫌われる事のない完璧なキャラクターを演じられる私みたいなのの事を言うのよ」
フンッと思い切り遠回しに
バーボンをdisっておく
私にノック疑惑をかけようとしたのだ
これくらい許してくれるだろう
「貴方が世渡り上手？面白い事言うのね本当に」
「ちょっと！失礼よ…」
「あら？そうだったかしら？ごめんなさいね」
絶対思ってないでしょ、と呟くと
ベルモットは また笑って
「メイプル、また飲んであげてもいいわ」と
相変わらずの上からで言うのだ
「……私の台詞じゃない？」
「あらあら、貴方って本当に生意気なのね。実力が無かったら今頃ジンあたりに殺されてるわよ」
「実力が無かったら、でしょう？」
「本当感動する位の自信家ね。私の前で その台詞が言えちゃうんだもの」
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アポロ12号。(プロフ) - ここなっつさん» 安室さんは、もう存在が可愛いから そうなっていくんだろうなって((( はい！！続編多分あるので頑張ります！（＾Ｏ＾） (2016年5月29日 20時) (
レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ(プロフ) - 番外編の安室さんがかわいすぎてキュン死にしそうです…(鼻血) 続編、楽しみにしてますね!!! (2016年5月29日 20時) (レス) id: 3b5c4fd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 南湖さん» ハッ！！ありがとうございます！！！ (2016年5月29日 10時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
南湖(プロフ) - 皿も""片付けのに""になってます。 (2016年5月29日 10時) (レス) id: 160e01a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
Spica(プロフ) - そうなんですか…！自分の作品にもCSSを取り入れたいと思っていまして…親切に答えて頂きありがとうございました！ (2016年5月28日 14時) (レス) id: 470242e22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年5月25日 18時
