LIFE.20 ページ20
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取り敢えず、先輩が無事なのは解った
公安の携帯に滅茶苦茶電話来るから
これは出た方がいいのだろうか。間違いなく怒られる
病院から抜け出すなんて愚か過ぎるもの
《一之瀬！！！病院から抜け出すなんて何を考えているんだ！！良いから電話に出ろ！》
ピーッという発信音の後にーー……
なんて聞きなれたフレーズが聞こえて直ぐに
先輩の声が聞こえて思わず
通話ボタンを押してしまった。しまった……
「げっ、あ！！」
《お前！！今どこにいるんだ！？》
「い、家……？」
《車も無いくせに、どうやって帰ったんだ！！まさかタクシーを使ったんじゃないだろうな！？どうやって病室を抜け出した！？》
兎に角怒鳴り声の嵐である
先輩五月蝿い……なんて言える筈もなく
私はただただ無言で携帯を耳に当てている
たまらない面倒臭さ
「病室はーー……と、飛び降りてですね…」
《馬鹿なのか！！》
「ゴメンなさいってば！」
言われると思ったから言いたくなかった、と
後付けして言うと先輩は「は？」と
トーンを落とすものだから私は「嘘です」と
即答して見せた。
《兎に角、これから向かうから大人しくしていろ！！解ったな！！！？》
「びょ、病院に送り返すんでしょ！？嫌！」
《嫌、じゃない。傷口が開いたらどうするんだ！それにお前血も足りてないだろ！！》
足りてますよ！！なんて言うが
最早聞く耳持たず、というやつである
困った。これは病院に送り返されるやつだ
とは言っても先輩から逃げると後が怖い
「そ、組織は どうなったんです？」
「ーー……コナンくんが上手くやってくれたらしい」
「そうなんだ、良かった」
ん？と携帯電話を見ると通話は終了していた
それに今何処から聞こえた？
凄く近くから聞こえた気がする、と
私は後ろを振り返った
「せんぱーー……！！？」
先輩、何処から来たんですか？と
言おうとしたら、何が起きた？
先輩の腕が私の背中に回されて、んんん？
「ふ、降谷くん？」
「組織は何とかなったから病院に向かって見ればいないし。心配しただろ！！何で病室から抜け出しているんだ！」
「いやだって、暇だったし」
始末書書かなくて良いくらい、手柄を…
なんてボソボソと呟くと
「そんなの俺がやってやる」というものだから
お前誰だ、と真剣に思った
「コナンくんが俺とお前の潔白を証明する文を組織に送ってくれた。だから、お前は病院に戻れ」
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アポロ12号。(プロフ) - ここなっつさん» 安室さんは、もう存在が可愛いから そうなっていくんだろうなって((( はい！！続編多分あるので頑張ります！（＾Ｏ＾） (2016年5月29日 20時) (
レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ(プロフ) - 番外編の安室さんがかわいすぎてキュン死にしそうです…(鼻血) 続編、楽しみにしてますね!!! (2016年5月29日 20時) (レス) id: 3b5c4fd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 南湖さん» ハッ！！ありがとうございます！！！ (2016年5月29日 10時) (レス) id: 03ac995b88 (このIDを非表示/違反報告)
南湖(プロフ) - 皿も""片付けのに""になってます。 (2016年5月29日 10時) (レス) id: 160e01a0b4 (このIDを非表示/違反報告)
Spica(プロフ) - そうなんですか…！自分の作品にもCSSを取り入れたいと思っていまして…親切に答えて頂きありがとうございました！ (2016年5月28日 14時) (レス) id: 470242e22b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年5月25日 18時
