LOVE.02 ページ2
Midoriya.side
まあ大体想像はついているだろうけれど
僕は現在進行形で幼馴染に呼び出しをくらっていた。
もちろん、朝のことが原因だ。
かっちゃんは雅野さんが僕なんかに話しかけたのが心底気に入らないのだと思う。
まず、(僕の記憶上)雅野さんと話もしたことがないから僕なんか相手に劣等感に似た感情でも抱いたのだろう。
「クソナードがよォ？なァ？こんなクソノートなんざ作ってんのが、雅野にはお勉強ノートにでも見えたんか？ァア！！？」
「か、かっ返してよ…」
「無個性の癖によォ？テメエの未来の中で こんなノートが何の役に立つんだァ！？言ってみろや！デクゥ！！！」
かっちゃんがケラケラと笑うと取り巻きのような仲間達も一緒になって僕を笑った。
別に慣れたことだから今更気にしないけど、
いつもと違ったのはココからだった
そう、空き教室でやっていたのがまずかった
「緑谷くーん」
そもそも僕は今日雅野さんに勉強を教える予定だったし雅野さんが残っているのは当然なのだけれど、朝、かっちゃんは途中からトイレに行った為
すべての内容を把握しておらず
今、柄にもなく慌てていた
其処で僕を掃除道具入れに詰め込み
何事も無かったかのように空き教室の机に座った
「爆豪くん達まだ残ってたの？緑谷くん知らない？？今日勉強教えてもらうつもりだったんだけど……」
「知らねえ」
「どこ行ったんだろ……」
掃除道具入れの隙間から辛うじて見える雅野さんとかっちゃんと取り巻きのクラスメイトは微妙な顔をしていて僕も何だか冷や汗が出る
なんで僕が冷や汗かいているんだろう
「あれ？爆豪くん、そのノートなに？？」
「ア？」
かっちゃんは僕のヒーローノートに目線をやってギョッとした顔をするけれど、すぐにノートを雅野さんに見られて顔を険しくした
俺のじゃない、とスマートに言う言い回しを
今更頭をフル回転させて考えているのだろう
僕の幼馴染は恋に少しばかり奥手で
しかも更に臆病な奴なのだ。
「スッゴイね！！爆豪くんヒーロー科志望なんでしょう！？こんなに丁寧にヒーローについてマトメられるなんて尊敬する！！今度貸してもらっても良い！？」
「……今日持ってけよ」
「大丈夫なの？研究してるんだよね？？6って事はまだあるのかな！？凄い！！」
「おう」
おう、ってそれ僕のノートだよね？
かっちゃんさっき馬鹿にしてたよね！！？
.
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アポロ12号。(プロフ) - 南崇朱雀さん» ありがとうございます！！（≧∇≦）かっちゃんは可愛過ぎてヤバイですよね！！ヤバイ！はい！！発育の暴力……確かに八百万さんくらいは発育よさそう、、。カラオケ！私も行かせたい、、！！後は早く轟くんと仲良くなってもらって、かっちゃんに暴走してほしい… (2016年9月30日 7時) (
レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
南崇朱雀(プロフ) - 文才凄い…爆豪君も出久君も口調が把握出来てるの尊敬します！あとアポロさんのかっちゃん可愛すぎですか。夢主、発育の暴力。俺とは正反対だな。カラオケとか行かせたいですね。応援してます！ (2016年9月30日 1時) (レス) id: e4024f0505 (このIDを非表示/違反報告)
南崇朱雀(プロフ) - 文才凄い…爆豪君も出久君も口調が把握出来てるの尊敬します！あとアポロさんのかっちゃん可愛すぎですか。夢主、発育の暴力。俺とは正反対だな。カラオケとか行かせたいですね。応援してます！ (2016年9月30日 1時) (レス) id: e4024f0505 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - くまさん» 文才が凄いなんて……あああ！！ありがとうございます！頑張ります！！！ (2016年9月28日 20時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - まったりさん» ありがとうございます！！！頑張ります！！ (2016年9月28日 20時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年9月27日 13時
