ネバーランドは終わらない。 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:6,204 hit

四話ページ5

イザベラ「はい、あーん」

コニー「おいしい。」

イザベラ「甘えんぼさんね。コニー」

コニー「だっていいでしょ今日は。」

そう。今日はコニーが出荷される日なのだ。

貴方「なんか寂しくなるね。」

エマ「また見送る側かぁ…」

エマ達は11年間ずっと出荷されるのを見送る側だった。

勿論私も

貴方「…。」

イザベラ「Aこっち手伝ってほしいの」

貴方「うん！」

そして、毎日行われる"テスト"がはじまる。

"エイジ11タイプ1。各問い10秒以内に答えなさい。それでは…始めます"

私はこの時間がとても嫌いだった。

トーマ「まぁ半分はいったろ！」

マルク「半分も！？すごーい！」

コニー「いいなぁ…私なんか全然」

イザベラ「それじゃあ結果を返すわね。ノーマン、レイ、エマ！すごいわ3人共！また満点！フルスコアよ！」

貴方「………」

私は270……前と一緒か～

ナット「やっぱ違えなぁ、あの3人は…断トツの頭脳を持つ天才ノーマン。その天才と唯一互角に渡り合える知恵者のレイ、抜群の運動神経と学習能力で2人を追い掛けるエマ」

ギルダ「運動神経は皆無だけどあっと閃く頭脳で皆を驚かせるAあのレベルが一度に4人ハウス史上初だって」

ナット「そりゃママも喜ぶわ。」

貴方「(まぁ、私フルスコアじゃないんですけどね。)」