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Spring Summer Autumn Winter ページ14

お風呂からあがり、リビングに戻るときりやんはソファーで寝ていた。

ソファーで寝ていては風邪もひくし、何せ朝起きた時に体が痛くなってしまう。
とは言っても私一人の力できりやんをベッドに運ぶのは容易くない。

『まぁ、1日ぐらいならソファーで寝てもいっか』

明日は休みだし、きりやんと一緒にいたいし。

隣にいるきりやんの寝顔を見ていると今までのことを思い出す。

出会ったのは春。

1人での生活にも慣れ、大学も順調だった。
そして今日行った動物園内の植物園で会ったのだ。
夏に入ってキャンパス内できりやんを見つけその時に初めて同じ大学だと分かった。

秋頃にはお互いが好きなゲームで意気投合し、話すことも多くなった。
冬には就職先や単位などのこともあり、大変だったが変わらず話しかけてくれた。


『なんか懐かしいなぁ…』

きりやんは綺麗な顔立ちしてるし、なんでもできるから私といて楽しいのかな?とか、本当はここに来てご飯を作ってくれるのも嫌々だったら、とマイナスのことばっかり考えてしまう。

『おやすみきりやん』

あまり卑下するのも良くない。
私はそのまま深い眠りについた。



────────



きりやんside


思わずキスしてしまったけれど嫌がってなかったしこれは期待してもいいのかな
Aが風呂に入ってる間そんなことばかり考えていた。

急にAが風呂から上がってきたものだから狸寝入りしてしまった。
おやすみの声が聞こえて、すぐに規則正しい寝息が聞こえた。

女の子がソファーで寝ちゃダメでしょ。
もとは俺がソファーで寝たふりしてたのが悪いけど。

俺は世間一般ではお姫様抱っこと言われる横抱きをし、Aをベッドに運んだ。
ていうか軽いな。普段何食ってるんだ?

Aをベッドに寝かせ、頭を撫でる。
俺の気持ちに気づいてくれるかな

ついに溢れ出したの→←「スキ」の気持ち きゅん・きゅん・まっくす



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作品ジャンル:恋愛
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さな - きりやん…イケメエェェェン!!(キュン死) (2020年1月24日 18時) (レス) id: 69cb20e4dc (このIDを非表示/違反報告)
めろんじゅーす - 最高です((吐血 (2019年9月19日 19時) (レス) id: 29266d9588 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - 私の推し凄いな…wきりちゃんイケメンすぎるぅぅぅぅぅ!!!!!きりちゃんの小説探してたんだよね(謎情報)きりちゃんの小説また作って欲しいです!!!後完結おめでとうございます! (2019年9月7日 16時) (レス) id: f2b8765d0a (このIDを非表示/違反報告)
yuima(プロフ) - いやああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、終わってしまったあああ。ありがとうございます!小説めっちゃすごかったです(語彙力ぅ〜)今までお疲れ様でしたあ! (2019年9月5日 20時) (レス) id: 2d005ef22c (このIDを非表示/違反報告)
てら@(プロフ) - yuimaさん» 本当に突然ですいません! 前よりももっと良いものにするのでお待ちください! (2019年8月14日 9時) (レス) id: c14b72afc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てら@ | 作成日時:2019年6月2日 12時

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