【WT】きゅん･きゅん･まっくす【kryn】

憧れのあなたの ページ2

私の友達、きりやんは会社員の傍らゲーム実況をしている。

私の大好きな、そして憧れの人だ。
でも私は仲のいい友達という関係を崩したくないから告白はしないでいる。

玄関のドアを開けると鼻腔をいい香りが擽る。
今日もきりやんが来てくれた。

kr「Aお帰り
晩ご飯Aの好きなオムライス作ったからお風呂早く入ってきな。」

私が家に帰ってくるともう晩ご飯を作っていたきりやんがキッチンから顔を出し微笑みながらそういった。

『うわぁ美味しそ…』

kr「Aお疲れ様
ほらオムライス冷めちゃうよ」

『はーい』


きりやんの作ったオムライスを早く食べたいが為にそそくさとお風呂へと向かう。

私はきりやんと違って不器用だし物覚えが悪いから少し遅く帰ってくることが多い。

そんな私を心配しているきりやんがわざわざ家に来て晩ご飯を作る。
就職してからはこれが日課になりつつある。

(早く慣れなきゃなぁ…)


なんて考え事をしていると少しのぼせてきたのでお風呂から出ることにした。

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