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お互いに何を話す訳でもなく


無言で歩いていたはずなのに


時間はあっという間で。









「あの、ここです」



亜「お、そっか」



「すみません、わざわざ」



亜「いいのいいの!」



「ありがとうございました、おやすみなさい」



亜「明日からよろしくね、おやすみ」







そう言って私は白濱さんと別れた。






マンションのエントランスに入り


ふともう一度振り返ると


そこにはじっと動かない白濱さんがいた。








私が中に入るの待ってくれてるのかな……?







するとあちらも見ていることに気がついたのか


大きく手を振っていた。








可愛すぎる。







そして私も小さく振り返した。









なんて紳士な人なんだろう。と



部屋に帰ってから寝る準備をするまでの間



ずっと考えていた。









ベッドに入り今日あったことなどを


思い出していた。









GENERATIONSさんの専属デザイナーになって



いきなり芸能人の人とご飯に行ったり



白濱さんに家まで送ってもらったり









その他にも色んなことがあった。









「濃い一日だったなぁ。」









この時の私はまだ、白濱さんに


恋をしていることに気づいていない。

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設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , 数原龍友   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:この | 作成日時:2018年10月25日 0時

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