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涼「そろそろ解散にしますか」
「そうですね、明日もお仕事ですし」
亜「えぇ〜帰りたくないっ!」
龍「僕も亜嵐ちゃんにさんせ〜いっ!」
出来上がってます、このお二人。
隼「こりゃ送るのめんどくさいわ」
輝「大丈夫ですか?僕で良かったら送りますよ」
裕「いやいやそんな悪いわ」
玲「ま、でも亜嵐くんはAでいいか」
「え?わたし?」
玲「なんだよ、亜嵐くんと家近いじゃん」
「まぁ……そうだけど」
メ「じゃあ、龍友は俺が連れて帰るわ」
涼「ありがとうございます」
みんなが会話をしているのを横目に
ちらりと亜嵐くんを見た。
そしたら、机に頭を乗せて項垂れていた。
「飲み過ぎだよ……」
またみんなの会話に戻ろうと
顔を上げると バチッ……。
輝馬と目が合った。
反射的に逸らしてしまったけど
どうしてこんなに避けてしまうのだろうか。
裕「三森さんと向井くんは家近いん?」
紫「あんまり近くないです」
裕「そっか、三森さんはどこらへん?」
紫「◯◯辺りです」
裕「お、じゃあそこやったら涼太くんやな」
涼「りょうかーい」
紫「いやいや、大丈夫です!」
涼「遠慮しないの」
そう言って涼太くんは紫優ちゃんを
連れて帰っていってしまった。
メ「じゃあもう各自で解散ってことで」
「ごちそうさまでした、おやすみなさい」
あれから輝馬とは何も話さずに帰ってきた。
「亜嵐くん、起きれますか?」
タクシーに乗りそこまでは大丈夫だったんだけど
ここからが大変だった。
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作者名:この | 作成日時:2018年10月25日 0時